ファンの方にたくさん笑っていただきたい、SpeciaL主演コメディ「野暮兄弟と小狐ちゃん」開幕

SpeciaLが主演を務める「野暮兄弟と小狐ちゃんSpeciaL」が、昨日9月7日に東京・紀伊國屋ホールで開幕した。

「野暮兄弟と小狐ちゃん」は2021年に初演されたコメディ作品。劇中では、兄弟のように仲の良い3人組、徹とヒロユキと瑛士の物語が展開する。高校時代からの付き合いがずっと続いている3人には、女性からモテないという共通点があった。そんな3人には、真剣に好きになった女性がいて……。負のぐるぐる男・瑛士役を林蓮音、あざとすぎる女役・謎の女役ほかを松尾龍、タイミングわる男・徹役を和田優希、えせクール男・ヒロユキ役を中村浩大が演じる。

上演に向け、林は「初めて4人で主演舞台をやらせていただく緊張もありますが、一番は自分たちが楽しむこと。そして、ファンの方にたくさん笑っていただきたいのでハードルは上がるんですが（笑）、笑わせられるように頑張りたいと思います。最後まで体調に気を付けて4人で頑張っていきます！」、松尾は「今回、僕は着替えが9回もあります。舞台中に9回も着替えることってコンサートでもなかなかないんです。大変な部分もあるんですが、やってみて良かったなと思うのは女性の大変さに気付けたことです。でも、そうやって普段から気を遣ってオシャレをして会いに来てくれてる。この舞台を通してその大変さに気付けて良かったなと思います。自分たちも楽しみつつ、初めての4人での舞台を盛り上げていきたいと思っていますので、千穐楽までよろしくお願いします！」と述べた。

和田は「ここ最近、女性姿の（松尾）龍に見慣れてしまって、普段の龍を見ると『なんか違わない？』ってなったりしています（笑）。今回、僕たち4人だけの舞台でお互いのやりやすさといった、誰に対しても遠慮なくできることが4人でやる強みだと思っていますので、常に自分たちの最大を出しつつ、昨日より今日、今日より明日という心待ちでやっていきたいと思っています！」と語り、中村は「僕たち4人の舞台という、貴重な経験をいただけてめちゃくちゃ嬉しいですし、感謝の気持ちでいっぱいです。僕たち4人グループだからこそできる舞台をみんなに感じてもらえるように精一杯頑張ります。そして、僕たち『SpeciaL』が、これからもっと大きくなっていけるように大成功をさせたいと思います」とコメントした。

上演時間は約1時間30分で、東京公演は9月18日まで。本作はその後、29日から10月1日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールでも上演される。