アグレッシブダンスステージ「DEAR BOYS」迫力のバスケ×ダンスでエキサイティングな幕開け

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「アグレッシブ ダンス ステージ『DEAR BOYS』」が本日6月1日、東京・Mixalive TOKYO Theater Mixaで開幕。これに先駆け同日昼、公開ゲネプロが行われた。

「アグレッシブ ダンス ステージ『DEAR BOYS』」より。

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「アグレッシブ ダンス ステージ『DEAR BOYS』」より。

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これは八神ひろきのバスケットボールマンガ「DEAR BOYS」を舞台化したもの。脚本を畑雅文、演出を梅棒 / ゲキバカの伊藤今人が担う。

「アグレッシブ ダンス ステージ『DEAR BOYS』」より。

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瑞穂高校男子バスケットボール部は、キャプテン・藤原拓弥が教師を殴った暴力事件をきっかけに、休部状態になっていたが、そこへバスケの高い腕前を持つ転校生・哀川和彦が入部。顧問・氷室義男の後押しもあり、バスケ部は活動を再開し、ライバルとなる成田中央高校と試合をすることになった。しかし成田中央高校の男子バスケットボール部では、藤原が事件を起こすきっかけを作った瑞穂高校の元教師・下條薫が指導を行っていて……。

劇中では、迫力のあるパスやドリブル、シュートといったバスケットボールの動きと、熱のこもった力強いダンスが、時に同時多発的に、時にシームレスにつなげてパフォーマンスされることで、対立する2校のエキサイティングな試合や、登場人物たちの感情の起伏が表現された。

「アグレッシブ ダンス ステージ『DEAR BOYS』」より。

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瑞穂高校男子バスケ部のエース・哀川役の新正俊は、転入シーンから天真爛漫さ全開で登場。周囲に笑顔を振りまきながらも、芯の強さを感じさせる演技を通じ、あっという間に既存部員たちの心を開かせる哀川の人物像に説得力を与えた。

「アグレッシブ ダンス ステージ『DEAR BOYS』」より。

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藤原役の森田桐矢は、心にわだかまりを抱えながらも哀川たちに影響を受けて成長していく姿を好演。力強いまなざしと存在感で、人一倍正義感の強い藤原らしさを伝えた。

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瑞穂高校男子バスケットボール部にはそのほか3名のチームメイトがいる。三井淳平が演じる三浦蘭丸は、冷静で周囲がよく見えたバスケ部のブレーン、鹿子島光人が演じる土橋健二は、安心感を与えるチームの大黒柱、坂田大夢が演じる石井努は、愛すべきお調子者として登場した。

「アグレッシブ ダンス ステージ『DEAR BOYS』」より。

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また、氷室役の高木勝也は、部員たちを支え、的確なサポートを行う顧問を演じ、理想的な指導者像を作る。一方、下條役の高木トモユキは、氷室と対照的に理不尽な言動をする指導者を演じながら、緊張感で作品を引きしめた。

「アグレッシブ ダンス ステージ『DEAR BOYS』」より。

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本作にはそのほか、成田中央高校の男子バスケットボール部員役で、灰塚宗史、瀬名陽斗、飯田寅義、楚南慧、小林優太が登場。またSixth Menとして出演する飯島康平、聖司朗、古幡亮(WATWING)、森遼は、ストリートバスケットボールを楽しむ学生役でも登場し、作品に華を添えた。

「アグレッシブ ダンス ステージ『DEAR BOYS』」より。

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開幕に際し、新は「稽古初日から今日まで全員で部活のように稽古を重ね、最高に青春な作品が完成しました。千秋楽までキャスト、スタッフ一丸となって熱い試合をお届けしますので、ぜひ劇場に遊びに来てください 」とコメント。伊藤は2020年に上演予定だった本作が新型コロナウイルスの影響で中止になったことに触れ、「3年前の約1ヶ月間、そして今回の1ヶ月間。実質2作品分の稽古を経て、超濃密に仕上がりました。アグレッシブなダンスでお届けする、あっという間の75分の青春バスケ劇。夏の始まりにぴったりの今作を体験しに、ぜひ劇場にお越しください」と呼びかけた。

「アグレッシブ ダンス ステージ『DEAR BOYS』」より。

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上演時間は休憩なしの約1時間20分。公演は6月18日まで。なお一部公演では見逃し配信付きのライブ配信が実施される。詳細は公式サイトで確認を。新、森田、三井、伊藤のコメント全文は以下の通り。

新正俊コメント

ついにアグレッシブ ダンス ステージ「DEAR BOYS」が初日を迎えます!

稽古初日から今日まで全員で部活のように稽古を重ね、最高に青春な作品が完成しました。皆さんに支えていただきながら、哀川和彦を演じることができ、とても幸せです! 千秋楽までキャスト、スタッフ一丸となって熱い試合をお届けしますので、ぜひ劇場に遊びに来てください。

劇場にて、お待ちしております!!

森田桐矢コメント

皆さんに最高の作品をお届けするために、この 1ヶ月間全員が一丸となって稽古してきました。アグレッシブダンスステージという名にふさわしい、激しく力強いダンスも目白押しです。皆さんにはこの熱い試合を実際に体育館で観戦しているような気持ちになって貰えれば幸いです。

Mixalive TOKYO Theater Mixaでお会いしましょう!

三井淳平コメント

いよいよ今日この日がやってきました。

本作は、アグレッシブダンスステージの名の通り、至る所にバスケやダンスの要素が詰め込まれています。そういった意味ではかなり集中力を要する作品でもありますが、必ず毎公演、皆さんへ“最高”をお届けするべく頑張ります。躍動感に満ちた僕たちの熱いパフォーマンスを、ぜひ楽しみにしていてください!

伊藤今人コメント

3年前の初演時。新型コロナウイルスの影響で開幕直前に全公演が中止になってしまった時は、この作品はもう2度と日の目を見ないのではないかと思っていました。

前回から引き続いて出演が叶ったキャストは4名。全く同じ座組で再演をすることは叶いませんでしたが、初演メンバーと共にこの作品を作り上げた当時の想いを胸に、感謝の気持ちをもって今回の稽古に臨みました。3年前の約1ヶ月間、そして今回の1ヶ月間。実質2作品分の稽古を経て、超濃密に仕上がりました。アグレッシブなダンスでお届けする、あっという間の75分の青春バスケ劇。

夏の始まりにぴったりの今作を体験しに、ぜひ劇場にお越しください。

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「アグレッシブ ダンス ステージ『DEAR BOYS』」

2023年6月1日(木)~18日(日)
東京都 Mixalive TOKYO Theater Mixa

原作:八神ひろき(講談社「月刊少年マガジン」連載)
脚本:畑雅文
演出:伊藤今人
振付:塩野拓矢

キャスト

瑞穂高校

哀川和彦:新正俊
藤原拓弥:森田桐矢
三浦蘭丸:三井淳平
土橋健二:鹿子島光人
石井努:坂田大夢

氷室義男:高木勝也

成田中央高校

森山敦司:灰塚宗史
岸本忍:瀬名陽斗
児嶋章男:飯田寅義
武内純一:楚南慧
玉置直也:小林優太

下條薫:高木トモユキ

Sixth Men:飯島康平、聖司朗、古幡亮(WATWING)、森遼

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(c)八神ひろき・講談社/アグレッシブ ダンス ステージ『DEAR BOYS』製作委員会

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伊藤 今人 @imagine_nowman

【公演レポート】アグレッシブダンスステージ「DEAR BOYS」迫力のバスケ×ダンスでエキサイティングな幕開け(舞台写真 / コメントあり) https://t.co/eqBsLwGVbu

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