観劇の祭典「Hibiya Festival」今年もスタート、宮本亞門「出会いの場になれば」

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東京・東京ミッドタウン日比谷周辺で開催される「NESPRESSO presents Hibiya Festival 2023」が明日4月28日にスタート。これに先駆け本日27日、オープニングセレモニーが東京・日比谷ステップ広場で実施された。

「NESPRESSO presents Hibiya Festival 2023」オープニングセレモニーより。

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左から栗栖良依、FISHBOY、宮本亞門、上山竜治、花柳源九郎。

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2018年に始まった「Hibiya Festival」は、日比谷の街中で繰り広げられる観劇の祭典。5度目の開催となる今年は10日間にわたって開催される。同フェスティバルでは期間中、ミュージカルや音楽、ダンス、伝統芸能を屋外ステージで観られる「ステップショー」のほか、「ナイトショー」「まちなか劇場」「カンゲキ学校」を実施。中でも「まちなか劇場」では、新たな才能の発掘を目的とした公募プロジェクト「あなたが“NEXTアーティスト” ~若手応援プロジェクト~2023」で選ばれた16組のNEXTアーティストが、日比谷・銀座周辺のホテルやレストランなどでパフォーマンスを披露する。本プロジェクトの審査員は、宮本亞門ら12名が務めた。

IG

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オープニングセレモニーには、NEXTアーティストから14組と、審査員から宮本、FISHBOY、栗栖良依、花柳源九郎上山竜治が登壇した。セレモニーの幕開けを飾ったのは、NEXTアーティストの1名であるダンサー・振付師のIG。IGはポールを使ったパフォーマンスで会場の空気を温めた。

宮本亞門

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その後NEXTアーティストと審査員たちがステージにそろい、代表して宮本があいさつを行った。「2018年に東京ミッドタウン日比谷ができ、ちょうど5年前の今日『Hibiya Festival』が始まりました。私にとってこの場所はニューヨークのタイムズスクエアです。街の中で青空の下、歌を歌いダンスを踊る。そんなことを日本でやるのは難しいかもしれないと思っていたので、実現したのは奇跡のようでした。その後、コロナ禍に入りエンタメの必要性が問われる中で、次の時代を築く人たちを発表する場を作ろうとの思いで開始したのが、NEXTアーティストです」と振り返り、「この場所が、(観客を見ながら)皆さんにとって出会いの場、(ステージ上のアーティストを見ながら)皆さんにとってはスタートの場になれば良いなと思っています」とにこやかに語った。

「NESPRESSO presents Hibiya Festival 2023」オープニングセレモニーより。

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左奥からIG、MASH弦楽団。

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宮本の「日比谷フェス2023スタート!」の掛け声を合図に、NEXTアーティストたちが「スタート!」と声を上げ、今年の「Hibiya Festival」が開会。会場は拍手に包まれた。セレモニー後半では、NEXTアーティストの1組・MASH弦楽団がジプシースウィングジャズを奏でて会場全体を魅了。その後、MASH弦楽団とIGが互いの世界観を引き立て合うコラボパフォーマンスを披露し、セレモニーを締めくくった。

「Hibiya Festival」の「ステップショー」では期間中、本格的なステージが楽しめる。ラインナップには、「a new musical『ヴァグラント』」「ミュージカル『FACTORY GIRLS~私が描く物語~』」「ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』」「ミュージカル『スクールオブロック』」「音楽座ミュージカル スペシャルステージ2023」「明治座創業150周年記念『水谷千重子50周年記念公演』」「NBAバレエ団『海賊』リターンズ」の各出演者によるパフォーマンスのほか、植原卓也、平間壮一、水田航生によるユニット・3LDKのステージ、チーム能楽による能や狂言、仕舞、そして「日生劇場presents オペラ名曲コンサート」などが並んでいる。スケジュールは公式サイトで確認を。会期は5月7日まで。

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「NESPRESSO presents Hibiya Festival 2023」

2023年4月28日(金)~5月7日(日)
東京都 東京ミッドタウン日比谷周辺

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篠俊輔 @cPiDlMpl58OO6iQ

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