“異郷の地へと達した作品”、セッション形式で立ち上げる「超高級オンタコ」再演

「超高級オンタコ」が、本日2月7日に東京・神保町試聴室で開幕した。

昨年11月に初演された「超高級オンタコ」は、お寿司の南野詩恵によるテキストを、俳優とミュージシャンがセッション形式で立ち上げる作品。今回の再演には、俳優の大石英史が出演するほか、秋元修、石垣陽菜、高橋佑成、額田大志が演奏で参加する。

南野は「神保町試聴室にて、二度目の『超高級オンタコ』が開幕です。愛別離苦や求不得苦、いったい幾つ数えられるか八本の、足持つ蛸を捌いて食べて描きました」とコメント。額田は「南野さんが書き下ろした圧倒的なテキストに対して、俳優の大石さんとミュージシャンたちが果敢に、ときに遊びながら挑んだ作品です。真面目にふざけているのか、いや、ふざけることは真面目なことなのか。超高級オンタコはどこへ向かうのか。そんなことを考えながら、演奏をしていました。タコにも詳しくなりました。セッションでもリーディングでもない、異郷の地へと達した作品。どうか、また再演できますように」と作品への思いを語った。