木内宏昌ら戯曲翻訳者によるトランスレーション・マターズ、上演第1弾にオニール劇

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トランスレーション・マターズ 上演プロジェクト2022「月は夜をゆく子のために」が10月8日から19日まで、東京・すみだパークシアター倉で上演される。

上段左からまりゑ、毛利悟巳、内藤栄一、下段左から大城清貴、小倉卓、大高洋夫。

上段左からまりゑ、毛利悟巳、内藤栄一、下段左から大城清貴、小倉卓、大高洋夫。

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トランスレーション・マターズは、戯曲翻訳者による企画を発信・実現することを目的に、小川絵梨子、常田景子、小田島創志、広田敦郎、小山ゆうな、高田曜子、代表の木内宏昌が、理事として参加する団体。昨年6月の設立以降、翻訳研究会やリーディング、トークセッションなどを重ねてきた彼らが、今秋、上演プロジェクト第1弾に挑む。

第1弾ではアメリカの劇作家ユージーン・オニールの最後年の戯曲「A Moon for the Misbegotten」を新訳。喜志哲雄訳の邦題「日陰者に照る月」でも知られる本作を、「月は夜をゆく子のために」のタイトルで、木内が翻訳・演出、トランスレーション・マターズが翻訳監修する。なお、彼らの活動では、新訳は“声を発する俳優のため”に手がけられ、創作のプロセスには演出家、俳優が参加。長期間の本読みを経て新訳が作られる。

劇中では母の遺産を相続することになったジムと、その領地の小作人である父フィルと娘ジョジーの1日の様子が描かれる。公演では、まりゑと毛利悟巳がWキャストでジョジーを演じ、ジム役で内藤栄一、フィル役で大高洋夫が出演。そのほかのキャストに大城清貴、小倉卓が名を連ねた。

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トランスレーション・マターズ 上演プロジェクト2022「月は夜をゆく子のために」

2022年10月8日(土)~19日(水)
東京都 すみだパークシアター倉

作:ユージーン・オニール
翻訳・演出:木内宏昌
翻訳監修:トランスレーション・マターズ
出演:まりゑ(Wキャスト)、毛利悟巳(Wキャスト) / 内藤栄一、小倉卓、大城清貴、大高洋夫

※高田曜子の「高」ははしご高が正式表記。

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