梅棒「おどんろ」リベンジ公演へ向けて、梅澤裕介・小越勇輝・大西桃香が意気込み

梅棒の最新作「おどんろ」のオンライン取材会が行われた。

オンライン取材会に登壇したのは出演者である梅澤裕介、小越勇輝、AKB48の大西桃香。本作は昨年7・8月に上演が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で中止に。その中止公演からの続投となる小越は「この作品、この梅棒というチームにまた自分が入って届けるために、一から作り上げることにワクワクしています」とリベンジへ向けて熱意を見せる。一方、新たにヒロインを演じる大西は「私はダンスが苦手なほうではあるので（笑）、自分がまさか梅棒さんの舞台に出られるなんて、しかもヒロインで呼んでいただけるなんて思っていなかったので、本当にびっくりしました」と明かした。

劇中ではNEO妖怪のイタズラで生活が一変するサラリーマンを中心とした物語がつづられ、梅澤がサラリーマン・萬代を、小越がNEO妖怪のリーダー格を、大西が新米の女子警官を演じる。梅澤は「激しいアクトで表現をすることが多い梅棒の中でも一番エネルギー消費量が少ない（笑）」と説明し、「今まで梅棒を観てきた人に新しい一面をお見せできるかなと思います」と期待をあおる。さらに「いつもの梅棒らしく、ドタバタあり、不思議なキャラクターあり、面白いところがありつつも、少し変えて大人っぽい情緒あふれる素敵な舞台になっているので、新しい一面が見られると思って楽しみに観に来ていただければと思います」と加えた。

大西は地方公演を楽しみにしていることを述べ、「あらすじを読ませていただいたときに泣いてしまって。皆さんの心に残る作品になると思うので、期待値爆上げで楽しみにしていただけたらうれしいです」と話す。一方、小越は梅棒のステージに立つことを「夢のよう」だと語り、「実際に観てもらうとパワーがすごい作品。観に来ていただいて、皆さんの思い出、記憶の中に残していただけたら」と来場を呼びかけた。

公演は4月8日から17日まで東京・サンシャイン劇場、19日に三重・四日市市文化会館 第2ホール、22日から24日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール、27日に高知・高知県立県民文化ホール オレンジホール、5月7・8日に愛知・ウインクあいち（愛知県産業労働センター）にて。