“現在”“未来”の2軸でジャンヌ・ダルク描く、鬼の居ぬ間に「Jeanne」

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鬼の居ぬ間に 特別公演「Jeanne」が、10月20日から24日まで東京・「劇」小劇場で上演される。

鬼の居ぬ間に 特別公演「Jeanne」チラシ表

鬼の居ぬ間に 特別公演「Jeanne」チラシ表

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望月清一郎が作・演出を手がける「Jeanne」は、ジャンヌ・ダルクをテーマにした作品。劇中では、ジャンヌが火刑に処せられた1431年の異端審問を“現在”、その25年後に行われた復権裁判を“未来”として、2つの時間を交差させながら物語が展開する。ジャンヌ役を奥野亮子が演じるほか、出演者には鶴町憲伊藤俊輔田中千佳子、小口ふみか、笠島智菊池豪、佐瀬弘幸、佐藤拓之、高野絹也が名を連ねている。

望月は、上演に向け「人を『一人の人間』として尊重するとはどういうことなのか。『Jeanne』の姿を通して、その行方を問い続けたい」とコメントしている。チケットの一般販売は、9月10日10:00にスタート。なお本公演は、後日映像配信される予定だ。

望月清一郎コメント

私はこれまで、妖怪を通じて人の痛みや愛憎を書き続けてきた。

それは命や尊厳が踏みにじられる悲劇の集合体で、現実の残酷な事件と良く似ていた。

今も昔も、どこかで戦争やいじめが起きている。

どれだけ平等や多様性を謳おうが、弱者や少数派を炙り出し、端っこに追いやる社会がある。

人を「一人の人間」として尊重するとはどういうことなのか。

「Jeanne」の姿を通して、その行方を問い続けたい。

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鬼の居ぬ間に 特別公演「Jeanne」

2021年10月20日(水)~24日(日)
東京都 「劇」小劇場

作・演出:望月清一郎
テーマソング:小林未郁
出演:奥野亮子鶴町憲伊藤俊輔田中千佳子、小口ふみか、笠島智菊池豪、佐瀬弘幸、佐藤拓之、高野絹也

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