劇団前方公演墳の旗揚げ22周年公演「東京しもきたサンセット」が、10月7日から11日まで東京・「劇」小劇場で上演される。
なお劇団前方公演墳は、本公演をもって解散する。宮原は「前方公演墳という名は無くなりますが、前方公演墳の魂が消えることはありません。今の場所から一歩踏み出して、また違う奇跡を見つけに、ちょっと出かけて行きたいと思っています。劇団員全員が、そう思っています」と思いを語り、「この劇団を今まで育てて頂いて、本当に本当に本当にありがとうございました。深く深く深く感謝申し上げます。そして、これからも、どうかどうかどうか、、そして、どうか、元前方公演墳たちを よろしくお願いいたします」とメッセージを送った。
デビッド・宮原コメント
突然のお知らせになってしまい申し訳ありません。
劇団、前方公演墳は、2020年「東京しもきたサンセット」千秋楽1日前の劇団誕生日。10月10日を、をもちまして、22年の活動に幕を下ろすこととなりました。
これまで、どんな時でも応援し続けて下さった皆様、本当にありがとうございました。
22年という時間は、皆様から頂いた奇跡です。
その頂き物で、劇団員と僕は、人生の多くを共に過ごすことが出来ました。
22年の間、失敗8、成功2、絆だけ10という割合。
足すと20になってすいません。たまに坂道ダッシュで、だいたいフルマラソンで、時にはお散歩、挫折を得意技として、膝をすりむきながら、人より少し遅めで歩んでまいりました。お客様には、歯痒い思いをされた方も、多くいらっしゃったことでしょう。
それでも懲りずに、応援し続けて下さった皆様に、、
作家なのに、お礼の言葉が、うまく見つかりません。
僕にとって前方公演墳は、
希望であり夢であり、悩みであり苦しみであり、拠り所であり癒しであり、そして、人生の師であり、多くの愛を与えてくれた、何ものにも代えがたい存在でした。いや、存在と言っていいものなのか、いつのまにか、僕の心と体の一部になっていたのかもしれません。そんな大切な前墳公演墳を何故、解散するのか、、はっきりと言える理由はありません。もしどうしても、ということであれば、全員が、もっと前を向くため、と、そうお答えします。
前方公演墳の劇団員は、歩みを止めません。
今まで以上に活動の場を広げ、少し早足で進みます。
許されるのであれば、僕も作品を作り、これからも演劇という大敵に、負けを覚悟で挑み続けたいと思っています。
前方公演墳という名は無くなりますが、
前方公演墳の魂が消えることはありません。
今の場所から一歩踏み出して、また違う奇跡を見つけに、ちょっと出かけて行きたいと思っています。
劇団員全員が、そう思っています。
劇団、前方公演墳の主宰としての最後の言葉は、
やっぱり、いい言葉は見つからないのですが、
この劇団を今まで育てて頂いて、
本当に本当に本当にありがとうございました。
深く深く深く感謝申し上げます。
そして、これからも、どうかどうかどうか、、
そして、どうか、元前方公演墳たちを
よろしくお願いいたします。
劇団前方公演墳 旗揚22周年公演「東京しもきたサンセット」
2020年10月7日(水)~11日(日)
東京都 「劇」小劇場
作・演出:
音楽:吉田トオル
出演:
劇団前方公演墳 @zenpou2010
ステージナタリー様
掲載ありがとうございます
幼なじみたちの30年描く、劇団前方公演墳の解散公演「東京しもきたサンセット」(コメントあり) https://t.co/yodCHckSb0