“サバイバル自分探しコメディ”が展開、美貴ヲの劇「わたしはザリガニになりたい」

美貴ヲの劇「『わたしはザリガニになりたい』～静かな沼のほとりには、戦争もない、婚活もない、老後の心配をする必要もない～」が、10月2日から6日まで東京・スタジオ空洞で上演される。

「わたしはザリガニになりたい」は、劇団主宰の美貴ヲが、昨年2018年9月に上演した短編作品を長編に再構成したもの。作・演出を美貴ヲが務め、出演者には小川富行、希望の星の金子優子、栗原雅美、ゆるふ酒のサトモリサトル、瀬川圭介、DULL-COLORED POPの長友美聡、長谷川栞、ハラグチリサ、真辺彩加、三森あかねが名を連ねている。

イギリス映画「ロブスター」から発想を得て制作された本作の舞台は、“30歳以上の未婚者は収容施設に入れられ、50日で配偶者を見つけることができなければ動物にされる”という法律が政府によって制定された、近未来の日本。劇中では、ザリガニになる運命を回避するべく、主人公の藤崎詩織30歳による“サバイバル自分探しコメディ”が展開する。チケットの先行販売は8月31日まで行われ、一般販売は9月1日にスタート。