「Mann ist Mann」は、KAAT神奈川芸術劇場と長野・まつもと市民芸術館による初の共同プロデュース公演。ベルトルト・ブレヒトの喜劇を原作とした本作には、
インドがイギリスの植民地だった頃、イギリス軍の機関銃隊に所属するジップ、ジェス、ポリイ、ユリアの“お馬鹿”な4人組は、チベット征服に向かう道中に寺院でさい銭泥棒を働くが、ジップが1人逃げ遅れてしまう。点呼の際、ジップがいないことが鬼軍曹フェアチャイルドにばれないよう、ほかの3人が必死になっていると……。
開幕に際し、脚色・演出の串田は「毎回新鮮な気持ちで、色んなお客さんと出会えることを楽しみに、一人一人の気持ちを受け止めて返していきたいです」とコメント。また安蘭は、前方の客席が食事付きのテーブル席になっていることに触れ、「『キャバレースタイル』というとなかなかイメージするのが難しいかもしれませんが、いらしていただければ歌も踊りも、仕掛けも絶対に楽しめます! ぜひ期待してお越しください」と観客に呼びかけた。
上演時間は約2時間10分で、神奈川公演は2月3日まで。その後、8日から13日まで長野・信毎メディアガーデン 1Fホール、23日に長野・ホクト文化ホール 中ホール、27日に長野・伊那文化会館 小ホールで上演される。
串田和美コメント
お芝居ってお客さんと出会ったときに初めて完成した!って気持ちになるんだけど、今回もそれを強く感じました。思っていた以上にお客さまが乗ってくださって嬉しかったな。本当はちょっと怖い話なのに、音楽やダンスがあることで、怖さと笑いがうまく混ざり合って、現実の世界もこういうものなのかな、って思いましたね。毎回新鮮な気持ちで、色んなお客さんと出会えることを楽しみに、一人一人の気持ちを受け止めて返していきたいです。
安蘭けいコメント
今日はお客様が積極的に参加してくださって嬉しかったです!
「キャバレースタイル」というとなかなかイメージするのが難しいかもしれませんが、いらしていただければ歌も踊りも、仕掛けも絶対に楽しめます! ぜひ期待してお越しください。
「舞台ってこんなふうに楽しめるんだ」と、新たな目線でご覧いただける作品ですし、ブレヒトの難しい戯曲が串田さんによって「こんなに面白く変わるんだ」ということもぜひ体感していただきたいです。楽しみにいらしてください!
KAAT×まつもと市民芸術館 共同プロデュース 冬のカーニバル「Mann ist Mann(マン イスト マン)」
2019年1月26日(土)~2月3日(日)
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
2019年2月8日(金)~13日(水)
長野県 信毎メディアガーデン 1Fホール
2019年2月23日(土)
長野県 ホクト文化ホール 中ホール
2019年2月27日(水)
長野県 伊那文化会館 小ホール
原作:ベルトルト・ブレヒト
翻訳:小宮山智津子
脚色・演出:
企画監修:
出演:
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リンク
- 冬のカーニバルMann ist Mann (マン イスト マン)|KAAT 神奈川芸術劇場
- KAAT×まつもと市民芸術館 共同プロデュース 冬のカーニバルシリーズ第一弾 『Mann ist Mann(マン イスト マン)』 | まつもと市民芸術館
- 長野県芸術監督団事業「Mann ist Mann」|スケジュール|一般財団法人 長野県文化振興事業団 ホクト文化ホール(長野県県民文化会館)
- Mann Ist Mann | 長野県伊那文化会館
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客席がキャバレーに!?安蘭けい出演、串田和美演出「Mann ist Mann」開幕 - ステージナタリー
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