自分が光っていることに気付く40歳、桃尻犬「俺ずっと光ってるボーイ、健之助」

桃尻犬の新作「俺ずっと光ってるボーイ、健之助」が、1月16日から20日まで東京のOFF・OFFシアターで上演される。

野田慈伸が作・演出を手がける本作は、40歳の健之助が“いっぱい生きて、ちゃんと死ぬまで”を描く物語。あるとき健之助は、自分が光っていることに気付き……。出演者にはシンクロ少女の横手慎太郎、青山祥子、神山慎太郎ほかが名を連ねた。

上演に向け野田は、「ちゃんと生きるという事がめちゃくちゃ難しいな、これ！と最近常々思うので、ちゃんと生きてちゃんと死にたい男の話になればいいなと思います。40にして惑わずを目指します」とコメントしている。

野田慈伸コメント

40歳ぐらいの男のお話にする予定です。
ここ最近ずっとの事なんですが「生きにくさ」みたいなものがわかりやすくいろんなところに転がっていて、それにどう対処するかみたいな事が言われている気がします。僕は煙草を吸うのですが、煙草がまた値上がりします。喫煙所もどんどん減ってきました。都内では居酒屋でも吸えなくなります。そういう小さな、卑近なところから、大きく描ければと思っています。

ちゃんと生きるという事がめちゃくちゃ難しいな、これ！と最近常々思うので、ちゃんと生きてちゃんと死にたい男の話になればいいなと思います。40にして惑わずを目指します。