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「出口なし」開幕、多部「ここまで追い詰められた気分になったのは初めて」

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シス・カンパニー公演「出口なし」より。(撮影:宮川舞子)

シス・カンパニー公演「出口なし」より。(撮影:宮川舞子)

本日8月25日に東京・新国立劇場 小劇場にてシス・カンパニー公演「出口なし」が開幕した。

本作は、密室に集められた男女3人を巡るジャン=ポール・サルトルの作品。ガルサン、イネス、エステルの3人はそれぞれ初対面だが、密室の中で共に過ごすうち、互いの素性や過去を語り始め……。

上演台本・演出を手がけるのは小川絵梨子。出演者には大竹しのぶ多部未華子段田安則ほかが名を連ねた。開幕に際し大竹は「いつもは台本で読んでいるときよりも、立ち稽古に入ってからのほうがわかってくるものなのですが、今回の作品は立ってから、稽古が進めば進むほど考えることが多かったですね」と稽古を振り返る。多部も「実は、稽古でここまで追い詰められた気分になったのも初めてです。それでも、その余裕のなさや苦しさを前向きに味わって楽しんでいる自分がいます」と続く。段田は「初めてのサルトル戯曲は、とても手ごわいものだったのですが、劇中で起こることを自分でも楽しみ、それをお客様と分かち合えれば……と思っているところです。是非、ご覧ください」と観客にメッセージを送った。

公演は9月24日まで東京・新国立劇場 小劇場、9月27日から30日に大阪・サンケイホールブリーゼにて行われる。

大竹しのぶコメント

いつもは台本で読んでいるときよりも、立ち稽古に入ってからのほうがわかってくるものなのですが、今回の作品は立ってから、稽古が進めば進むほど考えることが多かったですね。「おーい、サルトル!」とか言いながら、稽古場で皆で笑っていました。演じる側にとっては、とても課題が大きい作品なのですが、皆で集中してしっかりと稽古を重ねてきました。お客様には、「何が起こるの?」というワクワクした気持ちでご覧いただけたら嬉しいですね。

多部未華子コメント

やってみたかった少人数の濃密なお芝居で、しかも、大竹さん、段田さんとご一緒! そして、初めての小川絵梨子さん演出という、私にとっては初めて経験することが一杯詰まった作品です。実は、稽古でここまで追い詰められた気分になったのも初めてです。それでも、その余裕のなさや苦しさを前向きに味わって楽しんでいる自分がいます。小川さんの鋭利な視点、大先輩のお二人の芝居への真摯な姿勢など、刺激的で得難い感覚を毎日味わっているところです。

段田安則コメント

実は、サルトルが戯曲を書いていたことも知らず、小川さんの演出で、大竹さん、多部さんと芝居ができることが楽しみで出演を決めました。お芝居好きの皆さんにとっても、「観たい! 面白そう!」と思っていただける組み合わせだと思うんです。僕も含まれていると嬉しいですが(笑)。初めてのサルトル戯曲は、とても手ごわいものだったのですが、劇中で起こることを自分でも楽しみ、それをお客様と分かち合えれば……と思っているところです。是非、ご覧ください。

シス・カンパニー公演「出口なし」

2018年8月25日(土)~9月24日(月・振休)
東京都 新国立劇場 小劇場

2018年9月27日(木)~30日(日)
大阪府 サンケイホールブリーゼ

作:ジャン=ポール・サルトル
上演台本・演出:小川絵梨子
出演:大竹しのぶ多部未華子段田安則 ほか

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