iaku横山拓也が脚本、俳優座「首のないカマキリ」は命の距離を見つめる物語

劇団俳優座「首のないカマキリ」が、5月18日から6月3日まで東京・劇団俳優座 5F稽古場にて上演される。

iakuの横山拓也が脚本、俳優座の眞鍋卓嗣が演出を手がける本作。森坂家の長女・理恵は、疎遠になっていた幼馴染の“美華ちゃん”が病により急逝したことを知り、塞ぎ込んでいる。理恵の妹・奈緒の姉に対する視線は冷ややかだ。姉妹の母・美幸は理恵の精神的ケアや夫・大介の海外赴任、同居する義母との関係、無職の義弟が実家に戻ってくることなど、森坂家が抱える数々の問題に心労が絶えなかった。そこへ、20年以上会っていなかった美幸の叔父が現れ、“献体”について頼みたいことがあると言い……。作中では、“命の距離”についての物語が描かれる。

出演者には岩崎加根子、伊東達広、塩山誠司、清水直子、安藤みどり、志村史人、齋藤隆介、保亜美、小泉将臣、後藤佑里奈が名を連ねる。チケットの前売り販売は4月18日に開始。