kazakami「カザカミ」休職することになった社会人3年目を描く

1

58

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 27 28
  • 3 シェア

kazakami 存在と証明1「カザカミ」が、1月31日から2月4日まで東京・花まる学習会王子小劇場にて上演される。

kazakami 存在と証明1「カザカミ」

kazakami 存在と証明1「カザカミ」

大きなサイズで見る(全3件)

kazakami 存在と証明1「カザカミ」

kazakami 存在と証明1「カザカミ」[拡大]

アマヤドリ演出部に所属する木村恵美子によって2016年に旗揚げされたkazakami。今回は、社会人3年目で休職することになった主人公を中心とした物語が描かれる。眠りについた主人公の前に、入社したころお世話になった“憧れの先輩”が現れ……。

上演に向けて作・演出の木村は、「人生に苦悩する主人公が、尊敬する先輩の助けを借りて、人生とは何か? について問い直す作品です」「劇場全体が思考の渦に放り込まれるような作品を作りたいと思っています。そして出来れば、劇場に風を起こしたい」とコメントしている。

木村恵美子コメント

もうすぐ社会人3年目も終わろうとしている2018年年明け、kazakami5回目になる公演を行います。
会場は念願の花まる学習会王子小劇場です。
既にお察しのことと思いますが、劇団名を冠した公演になります。
人生に苦悩する主人公が、尊敬する先輩の助けを借りて、人生とは何か? について問い直す作品です。
人間の悪とは何か。そして、善とは何か。生きるとは何なのか。
それは今、私が抱いている疑問です。
そして、その、『「本質=風上」とは何か?』という問いが、kazakamiの劇団名の由来となっているわけです。
劇場全体が思考の渦に放り込まれるような作品を作りたいと思っています。
そして出来れば、劇場に風を起こしたい。
多くの人は、年を取るごとにその経験から、どんどん深く悩みこまなくなるといいます。
ですから、私が抱いているこの生命への疑問もまた、若い時特有の物なのかもしれません。
しかし、その本質的な「謎」というのは、いつでもそこにあり続けるはずなのです。
若い作品だ。そう言われて構いません。今しか出来ない作品を、やりきりたいと思います。

この記事の画像(全3件)

kazakami 存在と証明1「カザカミ」

2018年1月31日(水)~2月4日(日)
東京都 花まる学習会王子小劇場

作・演出:木村恵美子
出演:安味誠貴、石井舞、内山拓磨、沖野沙弥、鑑恭司、中西崇将、西風生子、早舩聖、森山景、レベッカ

全文を表示

読者の反応

  • 1

ステージナタリー @stage_natalie

kazakami「カザカミ」休職することになった社会人3年目を描く https://t.co/4RwBjDr0qT https://t.co/ZaUV3sJPpx

コメントを読む(1件)

kazakamiのほかの記事

リンク

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 kazakami / 木村恵美子 / 石井舞 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします