「売らいでか！」浜木綿子が謝辞「550回も夫を売ってまいりました」

浜木綿子主演「新版 喜劇『売らいでか！』―亭主売ります―」が、本日7月3日11:00開演回にて通算公演回数550回を達成。これを記念し、福岡・博多座にて特別カーテンコールが行われた。

伊賀上野を舞台とした痛快人情喜劇「売らいでか！」は、岸宏子の小説「ある開花」を花登筐が劇化した作品。夫を“売り飛ばす”主人公のなつ枝役を演じる浜は「550回も夫を売ってまいりました。初演は昭和43年、33歳のときでした。あれから何10年、このようにうれしい日を迎えることができましたのもお客様のおかげです。本当にお礼を申し上げます」と謝辞を述べ、「この550回の舞台を皆様の胸にとどめておいていただければ」と思いを語った。

博多公演は7月16日まで行われ、その後7月から8月にかけて石川・秋田・宮城・岩手・東京を巡演。急性心筋梗塞の治療により休演した左とん平に代わり、なつ枝の夫・杉雄役を井上順が務め、このほか出演者には加藤茶、大空眞弓、正司花江、大和悠河、山田まりや、小野寺丈、荒木将久、臼間香世が名を連ねている。