虚構の劇団「天使は瞳を閉じて」に上遠野太洸ら、鴻上尚史「コラボが魅力」

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虚構の劇団「天使は瞳を閉じて」が、8月から9月にかけて、東京、愛媛、兵庫にて再演される。

2011年に上演された虚構の劇団 第7回公演「天使は瞳を閉じて」より。

2011年に上演された虚構の劇団 第7回公演「天使は瞳を閉じて」より。

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虚構の劇団 第12回公演 「天使は瞳を閉じて」チラシ表

虚構の劇団 第12回公演 「天使は瞳を閉じて」チラシ表[拡大]

鴻上尚史が映画「ベルリン・天使の詩」に着想を得て書いたという「天使は瞳を閉じて」は、1988年に鴻上主宰の第三舞台によって初演。1991年にロンドン、エディンバラ、ベルファストでも上演され、以降も1992年、1997年、2003年、2011年とさまざまなキャストで公演が重ねられてきた。放射能に汚染された外部から“透明な壁”に守られながらも、その向こう側に出てみたいと願う人々と彼らを見守る天使の姿を描いた群像劇だ。

今回の再演に挑戦するのは、「仮面ライダードライブ」でチェイス役を務めた上遠野太洸、「日立 世界ふしぎ発見!」のミステリーハンターで知られる鉢嶺杏奈、虚構の劇団番外公演「青春の門~放浪篇」に出演経験のある伊藤公一、「仮面ライダー鎧武/ガイム」に湊耀子役で登場した佃井皆美。鴻上は、これら4人の客演陣と脇を固める虚構の劇団所属のメンバー6人によるコラボレーションが見どころだと話す。

座・高円寺1での東京公演は、8月5日から14日まで。その後は、愛媛・あかがねミュージアム あかがね座、兵庫のAI・HALLへと巡演し、東京・あうるすぽっとにて凱旋公演を行い、9月4日に千秋楽を迎える。

なお再演に際して、鴻上がステージナタリーに寄せたコメントは以下の通り。

鴻上尚史コメント

今回は豪華な客演陣と虚構の劇団員メンバーとのコラボが魅力のひとつでしょう。28年前、僕が29才の時に書いた戯曲ですが、「透明で決して抜けられない壁に囲まれた人生」というメタファーはどんどんリアルになっている気がします。それが今回の再演の理由です。

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虚構の劇団 第12回公演 「天使は瞳を閉じて」

2016年8月5日(金)~14日(日)
東京都 座・高円寺1

2016年8月20日(土)・21日(日)
愛媛県 あかがねミュージアム あかがね座

2016年8月26日(金)~28日(日)
兵庫県 AI・HALL

2016年8月31日(水)~9月4日(日)
東京都 あうるすぽっと

作・演出:鴻上尚史
出演:上遠野太洸、鉢嶺杏奈、伊藤公一佃井皆美 / 小沢道成、杉浦一輝、三上陽永、渡辺芳博、森田ひかり、木村美月

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鴻上尚史 @KOKAMIShoji

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