蜷川演出のシェイクスピア作品5本、4～7月にLaLaTVで放送

CS放送LaLaTVエンタメ☆ステージでは、4～7月に「シェイクスピア没後400周年記念特集」を放送する。

シェイクスピアの没後400周年にちなみ、蜷川幸雄が演出したシェイクスピア作品5本を放送。いずれも、蜷川が1998年からシェイクスピア全37作の上演に取り組んでいる「彩の国シェイクスピア・シリーズ」から選ばれた。

1本目となる4月16日は、ブルータス役・阿部寛、アントニー役・藤原竜也ら、俳優同士が激しくぶつかり合った2014年上演のローマ悲劇「ジュリアス・シーザー」が登場。23日には、“シェイクスピア俳優”吉田鋼太郎演じるフォルスタッフと、蜷川作品初出演の松坂桃李演じるハル王子の共演が注目を集めた、2013年上演の「ヘンリー四世」が放送される。5月14日は、2010年に上演された「ヘンリー六世」。9時間にも及ぶ大作を6時間に再構成し、シェイクスピア初挑戦の上川隆也がタイトルロールを演じた。6～7月は、男優のみで演じる“オールメール・シリーズ”から2本。2010年に市川亀治郎（現市川猿之助）が生き生きとした“西洋の女形”を演じる喜劇「じゃじゃ馬馴らし」と、高利貸しのシャイロックを猿之助が濃厚に演じ、“シェイクスピア俳優”としての顔も存分に見せつけた、2013年上演の「ヴェニスの商人」が放送される。