LITE、新作「Installation」レコ発ワンマンでファンと共鳴

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6月29日に東京・LIQUIDROOM ebisuにて、LITEのワンマンライブ「APPROACHES 2 -one man show-」が開催された。

LITE (Photo by SARU)

LITE (Photo by SARU)

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LITEは6月5日に発売されたニューアルバム「Installation」のレコ発ツアーを東名阪で行っており、今回の公演はそのツアーファイナルとして行われた。アルバムのジャケットを連想させる円形のスクリーンが設置されたステージにメンバーが登場すると、「Echolocation」からライブがスタート。彼らは高度なテクニックを披露して一瞬で観客の目を釘付けにし、続く「Alter Ego」では4人息の合ったプレイを見せつけた。

MCでは武田信幸(G)が「昨年の海外ツアーの経験から、お客さんともっとつながりたいと思い、弦の震えと心の振動の共鳴を目指した」と今作に込めた思いを語る。武田が「俺は今震えてます。みなさんはどうですか?」と問いかけると、客席からは大きな拍手と歓声が起こった。

その後演奏した「Between Us」ではスクリーンにカラフルな幾何学模様が映し出され、幻想的な雰囲気を演出。彼らはさらに「Bond」「Fog Up」「Hunger」といったアルバム収録曲を投下していった。

その後のMCでは、2ndアルバム「Phantasia」を発表後にスランプに陥って一時はボーカルを入れることを考えたこと、その後シンセサイザーを導入するも手探り状態が続いたこと、10年間バンドを続けられて感謝していることなどをオーディエンスに報告すると、「Ef」「Human Gift」といった初期の楽曲を披露。フロアが熱気に包まれる中、最後は「Subaru」で本編の幕を閉じた。

アンコールでは武田が「さっき10年で終わりみたいなMCをしてしまいましたが、これからも続きますよ」と話すと、客席から「フジロック!」という合いの手が。「FUJI ROCK FESTIVAL '13」出演が決定しているメンバーに声援が送られた。そして「特別な曲です」といって「Past Three Days」と「100 Million Rainbows」をプレイ。鳴り止まない拍手に応えてのダブルアンコールではスランプの原因になった「Phantasia」を堂々と演奏し、デビュー10周年の記念すべきライブを締めくくった。

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