初ドラム演奏！花魁！倖田來未、横アリ2DAYSでツアー完遂

倖田來未の約2年ぶりとなる全国ツアー「KODA KUMI LIVE TOUR 2013 ～JAPONESQUE～」が、6月29、30日に神奈川・横浜アリーナで千秋楽を迎えた。

3月から始まり全国9会場16公演にわたった今回のツアーは、昨年リリースしたオリジナルアルバム「JAPONESQUE」と今年2月にリリースしたカバーアルバム「Color The Cover」の世界観をミックスした内容。「このライブは、出産前に中止になってしまっていたライブなので、待っていただいていたファンの皆さんの期待を裏切らないように、最後の最後までアイデアを出して作り上げたライブなので、最初から最後まで隅々まで楽しんでいただけたらと思います」と本人が語る通り、彼女のこだわりが随所に散りばめられたステージとなった。

オープニングは高さ30cmの下駄を履き、重さ30kg以上もある豪華絢爛な花魁風の衣装に身を包んだ倖田が登場するという華々しい演出。「和」「DANCE」「バラード」「ROCK」というコンセプトで構成されたステージの合間には、倖田自身がドラムを演奏する姿も初披露された。これについて本人は「ライブの構成を考えているときに、ここでドラムがでてきて、自分が叩けたらカッコいいだろうな、とふと頭に浮かんで、そのイメージを実現するために練習をしました」と語っている。

アンコールでは、7月31日にリリースされるニューシングル「Summer Trip」から「LALALALALA」を初パフォーマンス。倖田は「気付いたら13年目です！ 早いですね。みんなの笑顔が見たくて一生懸命、今日このステージを作り上げています。今日はたくさんの笑顔を本当にありがとうございました！ 本当に私はいいファンの方に囲まれて、恵まれた環境で歌わせていただいています。いつもたくさんの人たちに私は支えられているから、私はもっともっと音楽を通して、1人でも多くの人に、元気とか勇気とか、もっとがんばろうっていう気持ちになってくれたらうれしいなと思ってます」と話して、笑顔でツアーを締めくくった。

なお、この6月30日のライブの模様は9月にWOWOWにて放送予定。倖田は今秋、3年9カ月ぶりとなる台湾でのワンマンライブを開催することも決定した。