この日、ステージの床には白黒のタイルが敷かれ、リーダーの浜野謙太(Vo)は気合いの入った赤いシャツに白黒チェック柄のジャケットをまとって登場。ライブは「イントロの才能」から始まり、拍手と喝采が巻き起こる中「ホームシック」「きず」「むくみ」などのアッパーなダンスチューンを矢継ぎ早に連発した。シチュエーションによってムードを変える照明などの演出が会場をゴージャスに彩り、独特な言葉とキレのある演奏が会場にグルーヴを生んでいく。
「連絡」にも収録されているジェントル久保田(Trombone)による裏トラック「Secret Track」で会場を盛り上げた後は、引き続きジェントル久保田が恒例のグッズ紹介を実施。クールなモノトーンの衣装に着替えた浜野が「電話<Interlude>」で再びステージに登場し、淡い照明を浴びながらメロウでブルージーな「嘘」を熱唱した。
その後彼らはメンバー紹介などのMCを挟み、「マルマルファンク」「肝心なもんか」「爆弾こわい」を立て続けに演奏。浜野はこれまで以上にステージを縦横無尽に動きまわり、それに合わせるようにバンドサウンドもドライブしていく。アンコールでは「京都」「こまくやぶれる」が披露され、観客からの声援は終演後もしばらく鳴り止むことはなかった。
なお在日ファンクは2013年1月6日に東京・SHIBUYA-AXで「在日ファンク・アワー 2013」と題した自主企画ワンマンライブを開催。チケットは昨日11月25日から一般発売がスタートしている。
「在日ファンク『連絡』発売記念ツアー」セットリスト
01. イントロの才能
02. ホームシック
03. きず
04. むくみ
05. 環八ファンク
06. 城
07. 電話<Interlude>
08. メドレー
09. ダチ
10. 俳句<Interlude>
11. 不思議なもんでさ
12. 嘘
13. マルマルファンク
14. 肝心なもんか
15. 爆弾こわい
16. 才能あるよ
<アンコール>
17. 京都
18. こまくやぶれる
※記事初出時、セットリストに「こまくやぶれる」のみをアンコールとして記載しておりましたが、「京都」もアンコールでの演奏になります。訂正してお詫び申し上げます。
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