後藤正文(
「APPLE VINEGAR -Music Award-」は、後藤が2018年に立ち上げた私設の音楽賞。文学界での芥川賞を参考に、新進気鋭のミュージシャンがキャリア初期に発表したアルバムを対象に作品を評価する仕組みを作り、賞金を贈呈して、今後の音楽制作をサポートすることを目的にスタートした。2024年にはNPO法人「アップルビネガー音楽支援機構」が設立されており、本アワードはそのNPO活動の一環として開催されている。
第9回となる今年のアワードでは、後藤に加え、ポッドキャスト番組「APPLE VINEGAR -Music+Talk-」のメンバーである小熊俊哉、つやちゃん、矢島由佳子により、昨年発表されたアルバムの中から
またクラウドファンディングで支援を受けて完成した滞在型音楽制作スタジオ「MUSIC inn Fujieda」が3月に正式オープンすることに伴い、今年から賞金に加えて「MUSIC inn Fujieda」のスタジオ無料利用権が贈呈されることが決定。大賞受賞者アーティストにはスタジオ5日間、ノミネートアーティストにはスタジオ2日間の利用権が贈られる。
なお本日2月12日には本アワード初のライブイベント「APPLE VINEGAR -Music Award- 2026 Opening Party」が東京・LIQUIDROOMで開催される。昨年の大賞受賞アーティストであるMONO NO AWAREとDos Monosがツーマンライブを繰り広げ、Gotch Bandもオープニングアクトとして登場する。
「APPLE VINEGAR -Music+Talk-」2月18日配信回では、このイベントの模様をレポート。その後、恒例のノミネート作品紹介や、ノミネート作品を選考するための80曲ほどのプレイリストも届けられる。さらにイベントの模様を60分にまとめた特番が、3月26日よりスペシャオンデマンドにて無料配信され、4月にスペースシャワーTVで放送予定だ。
後藤正文 コメント
APPLE VINEGAR -Music Award- は今年で9回目を迎えました。
夢のなかに現れた音楽賞を正夢にすべく、自分で賞金を拠出して始めた小さな賞は、音楽家を支援するためのNPO法人になりました。そして皆様の支援によって、安価で使える滞在型の音楽スタジオが完成しました。今年の3月のオープンを目指して、ミュージシャンたちによるテスト録音がはじまっています。もともと、若手ミュージシャンの制作環境を支援する目的で作った賞ですから、このようなスタジオを作れたことは本望です。
賞は正直、もうやめてもいいと思っていました。どうしてもアワードには権威性がつきまといます。自分にとってはその権威性こそがストレスで、なんてことをはじめてしまったんだと後悔したこともありました。ただ、この賞の役割も確かにあると、友人や知人の言葉に納得するところもありました。作品が評価される場所が足りないのは事実です。今後は、この賞をどうやって僕がはじめた「私設」音楽賞から、みんなの音楽賞にしていくのかが課題です。どうか一緒に、いろいろな問いを抱えてくださいましたら幸いです。
今年からは、ノミネート作品に選ばれたミュージシャンに、僕たちが作ったMUSIC inn Fujiedaのスタジオを無料で使う権利を贈呈することにしました。大賞でなくても2日間のスタジオ代が、そのまま支援になります。APPLE VINEGAR -Music Support- の活動を支えてくださっている、皆様に感謝します。
第9回APPLE VINEGAR -Music Award- 2026ノミネート10作品
Chappo「a one & a two」
梅井美咲「Asleep Above Creatures」
野口文「藤子」
Skaai「Gnarly」
kurayamisaka「kurayamisaka yori ai wo komete」
眞名子新「野原では海の話を」
Blume popo「obscure object」
北村蕗「Spira1oop」
ゴリラ祭ーズ「The Drifter」
Peterparker69「yo,」
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