EXILE TAKAHIRO武道館ライブにØMIがサプライズ出演、スケジュールは1年前から確保していた

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EXILE TAKAHIROがソロライブ「EXILE TAKAHIRO 武道館 LIVE 2025“HERCULES”」を本日9月19日に東京・日本武道館で開催。サプライズゲストとしてØMI(三代目 J SOUL BROTHERS)が出演し、「THE RED RAIN」「HEART of GOLD」を披露した。

左からØMI、EXILE TAKAHIRO。

左からØMI、EXILE TAKAHIRO。

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TAKAHIROが武道館でソロライブを行うのは3年連続4回目。タイトルの“HERCULES”を象徴する壮大なスケールの演出とともに、全20曲を熱唱した。

バラードをメインに全20曲「明日につながる時間を作れたら」

ライブの1曲目を飾ったのはバラード曲の「Last Night」。トーチの炎がゆらめき、星空を模したライトが輝く中でTAKAHIROは美しい歌声を響かせ、武道館をロマンチックな空気に導く。その後も「アガパンサス」「優しい光」「We Will ~あの場所で~」「命の花」といったEXILEのバラード曲を、このライブならではのアレンジで歌唱。TAKAHIROはMCで「まさかのバラードから始まりましたけど予想してました? 自分でセットリストを組んでおいてなんですが、1曲目はとてつもなく緊張しますね」とオープニングを振り返り「今日はけっこうバラードが多いんです。大変なご時世で皆さん心も体も疲れてると思いますが、少しでも肩の荷を下ろして明日につながる時間を作れたら」とセットリストに込めた思いを語った。

EXILE TAKAHIRO

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バラード曲で感動に導く一方、「YOU are ROCK STAR」「FULL THROTTLE」といったロックチューンを熱唱して武道館を熱狂させる場面も。さらに9月10日に配信リリースした最新曲「COIN」もライブ初披露。この曲について「ソロデビューしてからのEXILE TAKAHIROらしさみたいなものがたっぷりつまっていると思います」と言葉を添え、これまでの軌跡を振り返るかのように情感豊かな歌声を届けたTAKAHIROは「これからも素敵な旅を続けていきましょう!」とファンに語りかけた。

聖地・武道館でアピールした“さわやかなステージ”

2006年9月22日に武道館で行われた「EXILE VOCAL BATTLE AUDITION」を勝ち抜きEXILEに加入し、来年で20周年を迎えるTAKAHIROは「僕にとって大切な月に、3年も連続で聖地のステージに立てることをうれしく思っています」と喜ぶ。一方「何かの記事で見たんですけど『武道館は神聖な場所なので下ネタはご法度、言った瞬間に終了させられる』と。そこに『EXILE TAKAHIRO大ピンチ』という書き込みがあって……(笑)。これからもさわやかなステージをお届けしたいと思います!」と、トーク内容に気を配っていることを明かしてファンを笑わせたTAKAHIROは「……どうか来年もやらせていただけますように!」と本心をつぶやいてさらなる爆笑を巻き起こした。

EXILE TAKAHIRO

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TAKAHIROの流暢なMCはその後も続き、各曲に関するエピソードもサービス精神たっぷりに語る。今回初めてライブで歌ったというEXILEの楽曲「Orion」については「個人的に大好きな曲なんですが、レコーディングして、そのあとATSUSHIさんとプライベートでカラオケで歌って以来で。譜割りとかも忘れてて、ATSUSHIさんとグダグダで終わって……」とオフでの様子も楽しそうに語りつつ「EXILEのあの頃の熱狂を飾った曲でもあるし、長く応援してくださってる方には喜んでいただけたのでは」と笑顔を見せた。

ØMIとのコラボでサービス精神「“弟”を付き合わせて…」

ライブ中盤、サプライズゲストとしてØMIが現れると武道館はすさまじいどよめきに包まれる。ØMIとTAKAHIROが握手をハグを交わしたのちにピアノイントロから始まった「THE RED RAIN」は、2016年公開の映画「HiGH&LOW THE RED RAIN」の挿入歌としてEXILE TAKAHIRO×登坂広臣名義でリリースされた楽曲。同作で主人公の“雨宮兄弟”を演じた2人がこの曲をライブで歌唱したのは今回が初ということもあり、レザージャケット姿で歌声を重ねる2人に武道館中から歓声と大きな拍手が沸き起こった。

過去のTAKAHIROの武道館ライブを客席から観ていたというØMIは「去年終わったあとでご挨拶に行ったら『観に来るんだったら出てよ』って言われて。1年前からスケジュールを押さえられてたんです(笑)」と、この日の出演が1年前から決まっていたという舞台裏を告白。TAKAHIROも「いつか僕の武道館に出てほしいなと思っていたけど忙しい後輩なので頼みづらくて。でも去年、終わったらいるから……(笑)」と共演の喜びを語り「ØMIが来るとは思ってなかったでしょ? スーパーサプライズ!」と観客へのサプライズ成功に笑顔を浮かべた。

TAKAHIROとØMIはさらに、昨年末にテレビ朝日系で放送された2人の特番「TAKAHIRO&ØMIのおたがいプロデュース」の第2弾が今年末にオンエアされることを発表。大喜びするオーディエンスに向けてTAKAHIROは「せっかくだからいいですよ。『今日ØMI来たよ』って拡散してください」と呼びかけてスマートフォンでの撮影を促し「僕の勝手なサービス精神に“弟”を付き合わせてしまうという……」と恐縮した。そして2人は「おたがいプロデュース」でも披露した「HEART of GOLD」を歌唱。美しいハーモニーで1万人を魅了した。

撮影タイムで客席の端にも目線を送るØMI(左)とEXILE TAKAHIRO(右)。

撮影タイムで客席の端にも目線を送るØMI(左)とEXILE TAKAHIRO(右)。 [拡大]

新たな挑戦を明かし平和を願う

本編終了後には、12月7日に自身初のディナーショー「EXILE TAKAHIRO DINNER SHOW "INVITATION"」を東京・ザ・プリンスパークタワー東京で開催することを発表。TAKAHIROは「また新たな挑戦が始まります。プリンスパークタワーで誰よりもプリンスになってお待ちしておりますので(笑)、ゆっくりと今年の疲れを癒やしていただければ。僕の誕生日の1日前ですよ? 来てくれるでしょ?」とファンに来場を呼びかけた。

最後にTAKAHIROは、自然災害や戦争が続く世界情勢に思いを馳せ「今一度大切な人の笑顔のために、隣の人を思いやる気持ちを一緒に持っていければ」と言葉を添えて「命の花」を丁寧に歌唱。平和を願う思いを1万人に届け、会場をひとつにした。ラストナンバーは「Feelings」。TAKAHIROは武道館中の隅々まで手を振り「また必ず会いましょう!」と再会を誓ってステージをあとにした。

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セットリスト

「EXILE TAKAHIRO 武道館 LIVE 2025“HERCULES”」2025年9月19日 日本武道館

01. Last Night
02. Love Story
03. Happy Birthday
04. SUNSET KISS
05. アガパンサス
06. 優しい光(EXILE RESPECT ver.)
07. Orion
08. THIS IS LOVE
09. love
10. Beautiful
11. THE RED RAIN
12. HEART of GOLD
13. YOU are ROCK STAR
14. FULL THROTTLE
15. WILD & FREE
16. COIN
17. Unconditional
<アンコール>
18. We Will ~あの場所で~
19. 命の花
20. Feelings

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