福山雅治が被爆樹木を歌った「クスノキ」新録版リリース、利益の一部は「クスノキ基金」に寄付

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福山雅治が6月30日に「クスノキ-500年の風に吹かれて-」を配信リリースする。

福山雅治とは?

1969年生まれ、長崎県出身。1990年にシングル「追憶の雨の中」でデビューし、端正な顔立ちと甘い歌声で女性ファンの心をわしづかみにする。これまでに「IT’S ONLY LOVE」「HELLO」がミリオン、「桜坂」がダブルミリオンセラーを達成するなど、ミュージシャンとしてのキャリアを重ねる一方で、「ひとつ屋根の下」「パーフェクトラブ」などのテレビドラマにも出演し俳優としてもトップクラスの人気を獲得。1990年後半よりプロデューサーとしても活動しはじめ、松本英子や前川清、そして自身と柴咲コウとのユニットKOH+などのプロデュースを手がける。デビュー20周年を迎えた2009年には、8年ぶりとなるオリジナルアルバム「残響」を発表したほか、キャリア初となる日本武道館公演、故郷長崎での特別ライブを開催。2020年12月にデビュー30周年を記念し、亡き父の名前を冠したオリジナルアルバム「AKIRA」をリリースした。2022年9月に主演映画「ガリレオ」シリーズ第3弾「沈黙のパレード」が公開されたことに伴い、柴咲コウとのユニット・KOH+のEP「ヒトツボシ ~ガリレオ Collection 2007-2022~」をリリース。同年10月スタートの日本テレビ系ドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠」の主題歌を担当することが決定している。

福山雅治「クスノキ-500年の風に吹かれて-」告知画像

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「クスノキ-500年の風に吹かれて-」は2014年に発表されたアルバム「HUMAN」の1曲目「クスノキ」を、戦後80年を迎えたことにあわせて新たにレコーディングされた音源。福山の故郷である長崎・山王神社に現存し、原爆の爆心地からわずか800mの地点にある、樹齢500年以上と言われている"被爆クスノキ"を題材に「すべての生命が等しく生きられる世界」への願いや「生命の尊さ、逞しさ」が歌われている。「クスノキ-500年の風に吹かれて-」は戦後80年を迎えたことにあわせて、新たにレコーディングされた音源で、福山の歌だけでなく、合唱隊やオーケストラを加えたアンサンブルが楽しめる。なお、新録バージョンは6月のNHK「みんなのうた ひろがれ!いろとりどり」にて放送されている。

音源の配信利益の一部は「長崎クスノキプロジェクト」を通して長崎市の「クスノキ基金」に寄付されることが決定しており、福山のYouTube公式チャンネルには、長崎市の協力のもと制作された映像「クスノキ-500年の風に吹かれて-(KUSUNOKI PROJECT ver.)」が公開されている。

福山雅治 - クスノキ-500年の風に吹かれて-(KUSUNOKI PROJECT ver.)

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