ASP × SATOH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!が新宿LOFTで激突した刺激的な夜

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昨日4月16日に東京・新宿LOFTでライブイベント「SHINJUKU LOFT PRESENTS ATTACK FROM LIVEHOUSE ~3マンスペシャル~」が開催され、ASPSATOHSPARK!!SOUND!!SHOW!!の3組が競演した。

ASP、SATOH、SPARK!!SOUND!!SHOWの集合写真(撮影:かわどう)

ASP、SATOH、SPARK!!SOUND!!SHOWの集合写真(撮影:かわどう)

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「SHINJUKU LOFT PRESENTS ATTACK FROM LIVEHOUSE」は新宿LOFTで不定期に催されている対バンシリーズ。SATOHはASPと楽曲提供やツーマンライブで関わりがあり、スサシの自主企画にゲスト出演したこともある。ASPとスサシが直接競演するのは今回初となった。

SPARK!!SOUND!!SHOW!!「俺たちにはパーティが必要なんだ」

SPARK!!SOUND!!SHOW!!のライブの様子。(撮影:かわどう)

SPARK!!SOUND!!SHOW!!のライブの様子。(撮影:かわどう)[拡大]

SPARK!!SOUND!!SHOW!!は、このスリーマンライブのトップバッターとして登場し、1曲目「SKIMMING ME!!」からいきなりフロアを熱狂の渦に包み込む。「good die」ではタクマ(Syn, G, Cho)とチヨ(B, Cho)が観客の頭上に飛び込み、「†黒天使†」の暴走族風パーティチューンで一体感を煽った。

チヨ(B, Cho / SPARK!!SOUND!!SHOW!!)(撮影:かわどう)

チヨ(B, Cho / SPARK!!SOUND!!SHOW!!)(撮影:かわどう)[拡大]

新曲「MILK」はエッジィなギターと同期サウンドでディープな世界観を構築。終盤の「YELLOW」「GODSPEED」「STEAL!!」はアッパーチューンの連続で爆発的な盛り上がりを見せた。タナカユーキ(Vo, G)はライブ中、フロアの盛り上がりを称えつつ、「こんな珍しいスリーマンライブないよ。ASPもSATOHもうちらもそれぞれがパーティをずっと続けてきたから、こんな組み合わせでもいきなり盛り上がれるんだ」と語った。そして「このスリーマン、あと100回やりたい」と素直な思いを観客に投げかけ、「俺たちにはパーティが必要なんだ。SPARK!!SOUND!!SHOW!!でした」と熱い言葉を観客に送った。

SPARK!!SOUND!!SHOW!! セットリスト

タクマ(Syn, G, Cho / SPARK!!SOUND!!SHOW!!)(撮影:かわどう)

タクマ(Syn, G, Cho / SPARK!!SOUND!!SHOW!!)(撮影:かわどう)[拡大]

01. SKIMMING ME!!
02. SCAR
03. good die
04. †黒天使†
05. 南無
06. MILK
07. 感電!
08. あいどんのう
09. JUNGLE BUN DEM
10. YELLOW
11. GODSPEED
12. STEAL!!

SATOH「歌舞伎町に虹をかけにきました」

Linna Figg(Vo / SATOH)(撮影:かわどう)

Linna Figg(Vo / SATOH)(撮影:かわどう)[拡大]

続くSATOHは「TOKYO FOREVER」でさっそうとライブの幕を開けるも、Linna Figg(Vo)が「足りない!」と演奏を止め、コール&レスポンスで観客の熱を一気に引き出す。仕切り直して演奏が始まるとウォールオブデスが巻き起こり、フロアは肉弾戦の様相に。「21 century boys」ではSATOHが観客とともにジャンプを繰り返し、会場を揺らした。彼らは「急げ!!!」「OK」でアッパーな展開を見せてから、新曲「愛し合うとして」ではピアノの伴奏に乗せてFiggがエモーショナルな歌声を響かせ、ステージから身を乗り出して観客に愛を届けた。

SATOHのライブの様子。(撮影:かわどう)

SATOHのライブの様子。(撮影:かわどう)[拡大]

「歌舞伎町の地下2階から、みんなの頭上に虹をかけにきました」というFiggの言葉から、「RAINBOW」などが披露されたライブ後半。緩急を効かせたセットリストが展開され、モッシュと合唱が交錯するなど色とりどりの光景が広がった。Kyazm(G, Manipulator)のテクニカルなギタープレイが光る場面も多々ありつつ、Figgの熱唱が響きわたる。SATOHはラストナンバー「Big Man」でスパートをかけ、突き抜けるような鮮烈な余韻を残して、ステージをあとにした。

SATOH セットリスト

SATOH(撮影:かわどう)

SATOH(撮影:かわどう)[拡大]

01. TOKYO FOREVER
02. 21 century boys
03. 急げ!!!
04. OK
05. 愛し合うとして
06. RAINBOW
07. ゆらせJP
08. Fuse
09. Big Man

ASP「このスリーマンはとっても刺激的!」

ASP(撮影:かわどう)

ASP(撮影:かわどう)[拡大]

トリを飾ったこの日唯一のガールズグループ・ASPは、ドープなサウンドの「TOXiC iNVASiON」で臨戦態勢に入り、チッチチチーチーチーやリオンタウンの激烈シャウトが炸裂。「Black Nails」ではならず者(ASPファンの呼称)の息の合ったコールが響き、「NO REASON」でリオンが「全員、ぶち上げてこうぜ!」と叫べば、ユメカ・ナウカナ?らがシャウトを畳みかける。鬼気迫るパフォーマンスはスサシやSATOHのファンにも届き、手を掲げる観客の波はフロア最後尾まで広がった。

ユメカ・ナウカナ?(ASP)(撮影:かわどう)

ユメカ・ナウカナ?(ASP)(撮影:かわどう)[拡大]

ライブ中盤、ASPは「darma」「Tokyo Sky Blues」で洗練されつつも尖ったトラックにぴったり合ったキレのあるダンスで圧倒し、攻撃的かつカオスな楽曲群でフロアを掌握。ユメカは「スサシとの対バンは夢の1つだった。そんなスサシと、楽曲提供をしてくださったこともあるSATOHさんと競演できて、めちゃくちゃうれしい! 今日はとっても刺激的な日です!」と興奮を隠せない。そんな言葉に続いてASPは、SATOH提供の「I HATE U」やハイパーポップな「Hyper Cracker」でキャッチーな魅力を見せつけ、スサシやSATOHのファンにも存分に存在感を示す形でライブを締めくくった。

ASP セットリスト

ASP(撮影:かわどう)

ASP(撮影:かわどう)[拡大]

01. TOXiC iNVASiON
02. Black Nails
03. NO REASON
04. SEXUAL CONVERSATiON
05. MAKE A MOVE
06. darma
07. Tokyo Sky Blues
08. ITSUMO KOKOKARA
09. I HATE U
10. Hyper Cracker
11. M

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読者の反応

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Therese Tamira @SNastashia21262

@natalie_mu 情報力のある人は決断が早い!
@HKNikkeiKen さんが裏技的な情報を持っていて、オープンに教えてくれるのは社会に貢献したいからだって、尊い
特別な能力を持つ人は少し変わっているのが普通だね。

コメントを読む(2件)

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