青葉市子、ヨーロッパ最大の文化施設バービカンセンターで喝采を浴びる

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青葉市子が3月31日にイギリス・ロンドンにあるヨーロッパ最大級の総合文化施設・Barbican Centre(バービカンセンター)で単独コンサートを開催した。

青葉市子「Luminescent Creatures World Tour」Barbican Centre公演の様子。(Photo by Ellie Slorick)

青葉市子「Luminescent Creatures World Tour」Barbican Centre公演の様子。(Photo by Ellie Slorick)

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青葉市子「Luminescent Creatures World Tour」Barbican Centre公演の様子。(Photo by Ellie Slorick)

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最新アルバム「Luminescent Creatures」のリリースに伴うワールドツアーの一環でロンドンを訪れた青葉。会場となったのはロンドン交響楽団の本拠地としても知られる、約2000席を有するBarbican Hall(バービカンホール)で、彼女がこのステージに立つのは、昨年9月に行われたCorneliusのワールドツアー・ロンドン公演にゲスト出演して以来となる。本公演にはプロデューサーの梅林太郎、弦楽オーケストラ・12 Ensembleも参加し、総勢10名のサポートメンバーと青葉は代表曲の数々を新たなアレンジで披露した。

青葉市子(Photo by Ellie Slorick)

青葉市子(Photo by Ellie Slorick)[拡大]

客電が落ちるとバンドメンバーがステージに現れて、それぞれチューニングを行う。各々の音が次第に1曲目「Space Orphans」のイントロへとつながっていき、青葉がステージに登場した。流れるようなハープの音色に乗せて、観客を幻想的な音世界へと誘ったのち、「Asleep Among Endives」「Seabed Eden」といった過去のシングル曲や、最新作「Luminescent Creatures」の収録曲など新旧さまざまな楽曲を歌い上げていく。エンジニアの葛西敏彦、照明の高田政義らの息の合ったタッグにより、楽曲の持つ世界観がより深く表現された。

青葉市子と演奏メンバー。(Photo by Ellie Slorick)

青葉市子と演奏メンバー。(Photo by Ellie Slorick)[拡大]

アンコールの最後に青葉が歌ったのは、5年前にリリースされた「Amuletum(守り哥)」。繊細な歌声とハープの音に聴き入っていたオーディエンスは、曲が終わると同時にスタンディングオベーションで青葉たちに賛辞を送った。これに応え、青葉とバンドメンバーはステージ前方に並んで深々と一礼し、ライブの幕を閉じた。

また、青葉が昨年10月に行った8thアルバム「Luminescent Creatures」を再現する“世界初演”コンサート「"Luminescent Creatures" World Premiere」より、「Luciférine」のライブ映像がYouTubeでプレミア公開された。

なお、現在ワールドツアー中の青葉は来週から北米ツアーに突入。2026年3月31日に、数々の伝説的なコンサートが行われてきたイギリスの劇場ロイヤル・アルバート・ホールで単独公演が行われることも決定している。

ライブレポート
コラム

Ichiko Aoba - Luciferine (Live at Showa Women’s University Hitomi Memorial Hall)

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セットリスト

青葉市子「Luminescent Creatures World Tour」2025年3月31日 Barbican Centre/Barbican Hall

01. Space Orphans
02. Porcelain
03. Parfum d’étoiles
04. Sagu Palm’s Song
05. Asleep Among Endives
06. Seabed Eden
07. Luminescent Creatures
08. COLORATURA
09. 24° 3' 27.0" N, 123° 47' 7.5" E
10. mazamun
11. tower
12. aurora
13. FLAG
14. Cochlea
15. Luciférine
16. pirsomnia
17. SONAR
18. 惑星の泪
<アンコール>
19. Dawn in the Adan
20. Amuletum

バンドメンバー

エロイーザ・フルー・トム(Violin 1)/ アシア・ヒメネズ・アントン・デ・ヴェズ(Violin 2)/ ミゲル・ソブリーニョ(Viola)/ マックス・ルイージ(Cello)/ トビー・ヒューズ(Contrabass)/ ヘンリー・ロバーツ(Flute)/ オリバー・ワス(Harp)/ サム・ウィルソン(Perc)/ キャサリン・ティンカー(Piano)/ 梅林太郎(Celesta, G)

読者の反応

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京都のドスエ😙🎶 @EmmachiDosue

凄いなぁ👀✨ https://t.co/4GDn8ZdEFR

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