「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」は、家族嫌いで子供嫌いの“日本一の最低男”大森一平が、政治家を目指す過程で家族の問題と真剣に向き合い、やがて本気で社会を変えようと立ち上がる姿を描く作品。ヘイテツは、かつてテレビプロデューサーだった一平の元部下の動画配信者・野上慧を演じる。
ヘイテツは宮崎県で韓国人の父と日本人の母の間に生まれた22歳。2022年に東方神起らが在籍する韓国の大手芸能事務所・SMエンタテインメントの練習生となり、2023年に配信された「NCT Universe : LASTART」にも参加した。惜しくもメンバー入りは逃したものの、端正な顔立ちと身長184cmという抜群のスタイルで注目を浴びた。2024年秋に稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が所属するCULENに合流し、今回のドラマ出演を機に、日本を拠点とした芸能活動を本格的にスタートさせる。
コメント
ヘイテツ
初めてのドラマ収録を終えた心境
撮影が終わるまで、ずっと肩の荷が重たかったです(笑)。制作陣の方々から、僕の至らない部分を教えていただきながら、そして自分でも試行錯誤を重ねながら、なんとか乗り切れたかな、という思いです。
野上慧という人物を演じるうえで心がけたこと
野上の正義感の強さや、自分の信念に対する頑固さは、僕自身の中にもあると思います。ただ野上の場合は、自分の正義というものに、若干矛盾も感じているんじゃないか、という気がしていて。そういう繊細な部分をどうやったら表現できるのか、意識しながら演じたつもりなんですが、やっぱり難しかったですね。でもそんな風に、いろいろなことに気づかせてくれたり、考えるきっかけを与えてくれたこの野上というキャラクターに、とても感謝しています。
香取慎吾との初共演の感想
初対面ではなかったんですが、これだけ長い時間、ご一緒するのは初めてで。やっぱり、僕が子どもの頃からずっとテレビで見ていた方ですから、とても緊張しました。でも今回は思い切って、大先輩の背中に乗っかっちゃおう……いや、胸をお借りしよう、と(笑)。ですから、実は撮影に入る前、「今回はたくさんご迷惑をお掛けすると思いますが、すみません”と事前に香取さんに謝っておくべきかどうか迷っていたんですね。でも、そんな言い訳をするのは、ただの甘えだと思って、結局、特に何も言わずに撮影に臨みました。そんなこともあって、現場では香取さんとあまりお話ができなかったんです。もしかすると、香取さんから「人見知りな子だな」と思われているかもしれません(笑)。
香取慎吾
ヘイテツの印象
僕よりも背が高くて、迫力があるんだけど、役柄と相まって、気弱でナイーブな部分も垣間見えて。それでいて、どこか鋭さも感じさせる、とても個性的な役者さんだと思いました。
ヘイテツとの初共演の感想
一平と野上が2人きりで話すシーンがあるんですが、まさかあそこまで緊張感のある空気になるとは……(笑)。1話の頃からは想像もつかないような、かなり緊迫したシーンになっていると思います。緊張すればするほど楽しくなってくるタイプの僕としては(笑)、とても充実した時間を過ごすことができましたね。彼の眼の奥に秘めた力強さを感じながら、なんとか負けないようにがんばりました!
北野拓(プロデューサー)
ヘイテツさんと初めてお会いしてお話をさせていただいた際に、唯一無二の存在感に圧倒されるとともに、今の時代を生きる20代の繊細さと真面目さを併せ持つ方だと強く感じました。
そうしたご本人の持つ“ドキュメント性”がこのドラマには必要不可欠だと考え、香取慎吾さん演じる主人公・一平の過去のパワハラ疑惑の相手という終盤のキーパーソンになる役柄に起用させていただきました。
映像作品では初めての演技とのことでしたが、香取さんとも堂々と対峙してお芝居をされていました。
新しい才能の出現を楽しみにしていただければと思います。
フジテレビ系「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」10話
2025年3月13日(木)22:00~22:54
※草なぎ剛のなぎは弓へんに前の旧字体、その下に刀が正式表記。
Arif @rf_786_
@natalie_mu とても可愛い笑顔ですね。