1月9日にスタートする「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」は、人生崖っぷちに追い込まれた、家族嫌いで子供嫌いの最低男・大森一平を主人公としたドラマ。テレビ局の報道マンとして働く一平は家族のケアをまったくしない“仕事人間”だったが、その昭和的な価値観のせいで不祥事を起こし、追われるように退職する。社会的に再起して世間を見返してやろうと政治家になることを決意した彼は、来たるべき区議会議員選挙で生活者目線を持っていることをアピールできるように、亡き妹・小原陽菜の夫でありシングルファーザーの小原正助とその子供たちとともに暮らすことに。選挙でのイメージアップのために“ホームドラマ”を演じているに過ぎなかったが、義弟や子供たちと少しずつ本当の家族のような関係を築き、日常の中にある家族や社会、日本の問題と向き合っていく中で、次第によりよい社会を作りたいと願うようになり、やがて本気で選挙に立候補することになる。正助役を志尊が、陽菜役を向里が務め、正助と陽菜の子であるひまりを増田が、ひまりの弟・朝陽を千葉が演じる。
第1話の先行上映ののち舞台挨拶がスタートすると、キャストの5人は劇場の客席扉から登場して集まったファンの驚きを誘う。ステージに上がり挨拶に立った主演の香取は「僕も1話を観て、(自身の役が)圧のあるウザい男になっていてよかったなと思いました」と手応えを明かし「やっていても気持ちいいですよ。“最低"を演じるってあまりないから。圧のある、なんかウザい一平おじさん、気に入ってます」と役柄への思い入れを語った。
「偽物の笑顔で家族に忍び寄り、自分の目的のために利用する、そんな男です」と一平のキャラクターについて改めて説明した香取は「家族でのシーン、そうじゃない場面、1人で部屋にいるとき。いろんな顔があるんです。いつか本当の大森一平が出てくるのか? そこは自分も楽しみにしていますね」と続ける。そんな一平に対してどこか気に入らない様子を見せるひまり役の増田に「実際の香取さんはどうですか?」と香取が質問すると、彼女は「めっちゃ優しくていろんなお話をしてくれて大好きです!」と答え、香取のガッツポーズを誘う。朝陽役の千葉も「大好き。一緒に遊んだり、一緒にじゃんけんをするところが好きです」と言って会場を和ませた。
そして志尊もまた、香取について「本当にスターなんですよ! 今までお仕事をした方の中で、一番スターだなって感じています」と断言。「商店街でロケをしていると、香取さんがいつのまにかいなくなっていて。それぞれのお店に挨拶をしに行ってるんですよ。リハビリの施設に行って『慎吾ちゃんだよ~』と話していたり、しまいにはその施設に来ていた95歳のおばあちゃんのご家族と電話していたりするんです。年齢関係なく人を笑顔にして、生きる希望を与える姿を見て、本当にスターだなと思っています」と、香取の現場での振る舞いを明かす。これに香取は「スターなんですよね……」と同調して客席の笑顔を誘い「人が好きなんでね。挨拶というか、1件ずつ覗いて『何屋さんですか?』みたいに話しているとね。商店街の人みんな知り合いになって、楽しいですよ」と応じた。
また舞台挨拶の中では、第1話に
なお、今作には12月に死去した
🎪🍚まぁちゃん🌹💚 @sma_chan1019
香取慎吾「日本一の最低男」挨拶で志尊淳が明かした“本当のスター”な秘話、草なぎ剛の友情出演も発表(写真21枚) https://t.co/Xnms0kTStL