江ノ島で始まった熱狂の宴「パンクロックしてこうぜ!」
OPPA-LAは海の向こうに江ノ島を望むダイナーで、ライブハウスとして営業する際のキャパシティは130人。Ken Yokoyamaは2023年3月から約1年8カ月ぶりにOPPA-LAに舞い戻り、再びフロアライブを行うことになった。開演時間になると、
カオスな熱狂の中、横山は「OPPA-LAは“ホーム”なんだけど、なんで毎回こうなんのかな? 当たり前か! すさまじい環境だな! パンクロックしてこうぜ!」と呼びかける。Less Than Jakeのスカパンクチューン「All My Best Friends Are Metalheads」でツーステップを踏むなど、自由にライブを楽しむ観客たちは、ステージとの距離が近いからか、いつも以上にメンバーに話しかける場面が多い。「健さん抱いてー」という声は男女のファンから挙がり、「健さん見えないー」という声に対して、横山は「フロアライブだよ? 俺は背も低いうえに足開いて弾くから、みんなのちんこくらいの位置に頭があるわけ! パクっとはしないかもしれないけど、ペロッとはするかもな!」と饒舌に下ネタを交えて笑った。
Ken Yokoyamaはこの日の公演でGuns'N'Wankers「Nervous」など、「The Golden Age Of Punk Rock」収録曲以外のカバーも披露。そんなお楽しみも交えつつ、彼らは観客からの熱いリクエストに応えてHUSKING BEEの楽曲「WALK」を演奏するなど、ステージとフロアのコミュニケーションを取りながらライブを進める。さらには今日が誕生日だとアピールするファンに向け、横山はバンド演奏で「Happy Birthday To You」を贈った。
90'sパンクカバーを惜しみなく次々に
ライブ中盤にEKKUNと会話を交わしながらタバコを吸い始めた横山。その姿はフロア最前列以外からはあまりよく見えないが、横山の吸うタバコの匂いはフロア後方まで届いた。横山とEKKUNは「お前のドラム、ダルいぜ」「ダルくないよ! いい意味でダルい」「なんだ、そのギター雑誌みたいな言葉!」とステージで言い合い、その様子を楽しげに観客は眺める。しかし結局、横山は「でもこうやって言い合えるの、いいよね。お前、ラブいけどダルいぜ(笑)」と自身の主張を曲げなかった。その後、Ken YokoyamaはNo Use For A Name「Soulmate」に続いて、カバーアルバムのリード曲にあたるNOFX「Stickin' In My Eye」を投下。この曲は特に盛り上がり、モッシュピットでは観客が激しくぶつかり合って汗だくになりながら楽しそうな表情を浮かべていた。横山はカバー曲を連投する中、「本当に曲がいいな!」と90年代パンクバンドの楽曲を称え、「俺たちも負けずにいい曲作りたいな!」と語った。
ライブ終盤、「1万人の前でライブをやるのも、130人の前でフロアライブをやるのも同じくらい最高! いつまでやれるのかわからないけど、できるだけ長くやりたいよ!」という横山の情熱的な言葉に歓声が湧き起こる。横山は続けて「アルバムに入れてない、90年代のカバーをやろうかな!」と話し、
セットリスト
Ken Yokoyama「The Golden Age Of Punk Rock Tour」2024年12月1日 OPPA-LA
01. The Story Of The Fallin' Sleet
02. Soothing
03. International You Day
04. 21st Century Digital Boy
05. I'm The One
06. You've Done Nothing
07. All MY Best Friends Are Metalheads
08. Nervous
09. Too Late
10. WALK
11. Time To Grow Up
12. It's A Fact
13. Roots Radicals
14. Break The Glass
15. All The Small Thing
16. Crazy
17. Soulmate
18. Stickin' In My Eye
19. Holiday
20. May16
21. The Sounds Of Secret Minds
22. What Kind Of Love
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miho @miho3783
なかなか、この規模でライブできないけど、すごい!
【ライブレポート】Ken Yokoyama、熱狂の江ノ島フロアライブで90'sパンクカバー演奏しまくり(写真10枚) https://t.co/12oZWrxFQf