Ken、MIYAVI、山内総一郎、弓木英梨乃らフェンダー旗艦店セレモニーに登場
2023年6月29日 13:54
75 音楽ナタリー編集部
本日6月29日に東京・FENDER FLAGSHIP TOKYOにて同店のオープン記念セレモニーが開催された。
FENDER FLAGSHIP TOKYOは、フェンダーミュージック株式会社の旗艦店。明日6月30日に東京・渋谷区神宮前の商業ビル・The Ice Cubesの地下1階から地上3階にわたる4フロアでオープンする。ギターやベース、アンプ、ペダル、楽器アクセサリー、ライフスタイル商品など、フェンダーおよびスクワイヤーの製品が並び、カスタムオーダー用の特別ルームやイベントスペースも用意される。
セレモニーの冒頭では、フェンダーミュージカルインストゥルメンツコーポレーションのCEOであるアンディ・ムーニー氏とフェンダーミュージック株式会社の代表取締役社長アジアパシフィック統括であるエドワード・コール氏が登壇。コール氏は「アーティストは天使であり、我々は彼らが飛ぶための翼を授けていると信じています。我々の使命はすべてのアーティストの旅路をサポートすることであり、その精神にもとづいてFENDER FLAGSHIP TOKYOは作られました。フェンダーがラルフローレン、シャネル、ナイキ、アップル、ルイ・ヴィトンなど、世界の偉大なブランドと並ぶことを目標としています」と語った。
フロアにスティーヴィー・レイ・ヴォーン「Scuttle Buttin'」が鳴り響くと、フェンダーアーティストであるMIYAVI 、Ken(G / L'Arc-en-Ciel)、INORAN(G / LUNA SEA)、J(B / LUNA SEA)、春畑道哉(TUBE)、JINO、山内総一郎(フジファブリック)、すぅ(Vo, G / SILENT SIREN)、あいにゃん(B / SILENT SIREN)、TOMOMI(B / SCANDAL)、HARUNA(Vo, G / SCANDAL)、MAMI(G / SCANDAL)、塩塚モエカ(Vo, G / 羊文学)、弓木英梨乃、Rei、ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)が色とりどりのギター、ベースを抱えて登場。FENDER FLAGSHIP TOKYOについてKenは「美術館みたいな建物になりました。無料で入れるそうなのでぜひ、ギターの美術館においでませ」、MIYAVIは「世界中からたくさんの人が訪れるロックンロールのメッカになると思っています」と挨拶。山内は「ずっと楽器屋さんでたむろしているような子供時代を送っていたので、こんな遊び場を作ってくれて本当に感謝しています。いろんな世代の人たちに来てほしい」、塩塚は「中高時代たくさん遊びに来た原宿にこんなかわいいお店ができて、たくさんのミュージシャンがここから生まれるかと思うと、とてもワクワクします」と若かりし日を振り返る。弓木は「日本、そして世界中から愛されるお店になってほしいなと願っていますし、今日フェンダーアーティストの1人としてここに立てることを誇りに思っています」と話し、ハマは「私事で恐縮なんですけれども、今年でエンドースメント契約してから10年になりまして、その頃はこんなにたくさんの仲間もいなくて、1人寂しくという感じだったんですが、ご覧の通りキャラ渋滞でございまして」と記者たちの笑いを誘った。
トークセッションのコーナーがスタートすると、司会として粗品(霜降り明星)が登場し、トークゲストののんと山内を呼び込む。FENDER FLAGSHIP TOKYOの印象を聞かれるとのんは「ガラス張りだから外から丸見えでめっちゃカッコいい」とコメント。山内は「国や工場による違いがわかったり、ものすごく高級なギターがあったり、いろんな人が楽しめる場所ですね」と話した。2人は日頃愛用しているマイギターを構えて実演。フェンダーアンプのきらびやかな音色がフロアを満たす。のんは赤いテレキャスターを見ながら「テレキャスは自分の声にすごく合っている気がして。高音がカツンとくるのが気持ちいい」と語った。山内はフェンダーギターを「喋っているような感覚で弾ける」と評価。即興でブルージーなフレーズを弾きこなし「気持ちいい(笑)」と恍惚とした表情を見せた。最後にのんは「(フェンダーは)夢、憧れ。フェンダーギターを持っていると無敵な気持ちになれる」と熱弁。山内は「ギターは、家族や友人より長い時間をともにしている存在。一番付き合いの長い親友のような感じでギターを捉えていて。お店に来られる皆さんにとってギターがそういう存在になれば」とセレモニーを締め括った。
SCANDAL TOMOMI @scandal_tomomi
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