Zepp羽田＆横浜に自動ライブ撮影配信システム導入、無人カメラが出演者の位置情報を検知

株式会社Zeppホールネットワークは東京・Zepp Haneda（TOKYO）と神奈川・KT Zepp Yokohamaに「自動ライブ撮影配信システム」を導入し、2023年度より本格的な運用を開始することを発表した。

「自動ライブ撮影配信システム」はソニーグループ株式会社、ソニー株式会社と株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントが共同で開発したシステム。ライブの出演者に装着された「コンパクトタグ」の位置情報を場内センサーで検知し、捕捉した位置情報をもとに無人カメラが自動でパン、チルト、ズームして被写体を撮影する。カメラはすべて無人での制御を実現した。最適な画角を作成するディレクターと、最適な映像を選択するスイッチャーによる2マンオペレーションが可能となっている。

両会場には信頼性の高いハードウェアエンコーダーが常設され、スムーズな映像配信に対応する。またこのシステムは今年4月にオープンする東京・Zepp Shinjuku（TOKYO）でも運用開始に向けた準備が行われている。