赤西仁、光に彩られたホールツアー終幕

118

3357

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 1194 2061
  • 102 シェア

赤西仁が3月30日に千葉・幕張イベントホールでホールツアー「JIN AKANISHI LIVE TOUR 2018"Blessed"」の追加公演を開催した。

赤西仁(撮影:田中聖太郎)

赤西仁(撮影:田中聖太郎)

大きなサイズで見る(全6件)

昨年12月にリリースした最新アルバム「Blessed」を携え、全国で計17公演を行った赤西。彼はこのツアーで「Blessed」の収録曲のほか、これまでに発表してきたさまざまなナンバーをリアレンジして披露した。

>赤西仁「JIN AKANISHI LIVE TOUR 2018"Blessed"」千葉・幕張イベントホール公演の模様。(撮影:田中聖太郎)

>赤西仁「JIN AKANISHI LIVE TOUR 2018"Blessed"」千葉・幕張イベントホール公演の模様。(撮影:田中聖太郎)[拡大]

客電が落ちると会場は大きな歓声に包まれ、会場中央に設置されたセンターステージにスモークがかかる。オーディエンスの視線が一斉にセンターステージに集まると、スモークの中からフォーマルな黒の衣装に身を包んだ赤西の姿が現れた。ステージ下にはいくつものスポットライトが用意され、白い光がレーザーライトのように天井に向かって飛び交う。その華々しい光に彩られながら、彼は最新アルバムの収録曲「Yesterday」でライブをスタートさせた。「Yesterday」の終盤で彼は花道を歩き、メインステージへと移動。そのまま彼はステージから一度はけ、ビビッドなライトが次々とステージに放たれる鮮やかな演出が観客のテンションを一層高めた。パーカーに衣装をチェンジした赤西は「Go Higher」をしなやかに歌い上げる。「Fill Me Up」では気持ちよさそうに体を動かしながら歌う彼の姿に、オーディエンスの視線は釘付けとなった。

赤西仁(撮影:田中聖太郎)

赤西仁(撮影:田中聖太郎)[拡大]

「Fill Me Up」を歌い終えた赤西は、間髪を入れずに「Dayum」へ。彼がダンサーを引き連れてクールに楽曲をパフォーマンスすると、オーディエンスは彼が生み出す世界観に強く引き込まれていった。ダンサーと共に再びセンターステージに移り「Good or Bad」を気だるげに披露したあとに赤西は、マイクスタンドの前に1人で立ち「Feel」を歌唱。その繊細な歌声にオーディエンスはじっくりと耳を傾けていた。そして彼が届けたのはこのツアーではまだ歌われていなかった最新アルバムの収録曲「I Want You」。彼は場内を大きく沸かせ、会場を見渡しながらメインステージへと続く花道を歩いた。ピアノサウンドを取り入れ大胆にアレンジした「Mi Amor」では、柔らかな歌とステージに差し込まれる光が神聖なムードを生み出す。そしてスケール感のあるサウンドが響き渡った「One Addiction」を経て、かつて彼が山田孝之と組んでいたユニット"JINTAKA"名義で発表したナンバー「Choo Choo SHITAIN」へとつなげられた。

赤西仁(撮影:田中聖太郎)

赤西仁(撮影:田中聖太郎)[拡大]

「Choo Choo SHITAIN」も終わりに差しかかった頃、突然ステージに山田の姿が現れる。そしてステージにバーカウンターが設置され、赤西のライブでは恒例となっている公式モバイルサイトのラジオコンテンツ「JAM RADIO」の公開収録が始まった。さらに公開収録ではサンプラーを使用し、次のナンバー「Sun Kiss」に使用する声を客席から集めるというオーディエンス参加型コーナーも。山田がステージをあとにすると、赤西は録音した観客と山田の声を用いながらサンプラーによって臨場感のあるサウンドを紡ぎ「Sun Kiss」で再びライブを始めた。彼は「Slow」や「Baila」といったナンバーをダンサーと共にパフォーマンス。そしてステージに照明器具が2列に並べられ、彼は交錯する光の間に立ち「Heart Beat」を歌唱した。「Shine」や「We The Fire」などを軽やかにステップを踏みながら披露したあと、彼はトロッコに乗り客席へ。オーディエンスの近くで「Miss California」が届けられ、場内は大盛り上がりとなった。

>赤西仁「JIN AKANISHI LIVE TOUR 2018"Blessed"」千葉・幕張イベントホール公演の模様。(撮影:田中聖太郎)

>赤西仁「JIN AKANISHI LIVE TOUR 2018"Blessed"」千葉・幕張イベントホール公演の模様。(撮影:田中聖太郎)[拡大]

赤西がトロッコで会場を一周すると、ライブはいよいよクライマックスへ。メインステージに立った彼が「HEY WHAT'S UP?」を歌い始めると、客席からは手拍子や掛け声が沸き起こった。楽曲の途中には銀テープが勢いよく発射され、場内を鮮やかに彩る。祝祭感あふれる空気の中赤西は「今日は皆さんありがとうございました。最後に1曲聴いて帰ってください」と告げ、ミラーボールに彩られながら最新アルバムの表題曲「Blessed」を歌い上げた。そしてステージ後方の照明から強い光が放たれ、赤西は「また会いましょう!」と言い残してその光の中へ。大歓声を浴びながら、彼は全17公演にわたるツアーを終えた。

なお赤西は4月から5月にかけてライブハウスツアー「JIN AKANISHI "JINDEPENDENCE" TOUR 2018」を開催する。本公演では、5月24日に東京・Zepp Tokyoで追加公演が行われることもアナウンスされた。ツアーのチケット情報は、彼のオフィシャルサイトで確認を。

この記事の画像(全6件)

赤西仁「JIN AKANISHI LIVE TOUR 2018"Blessed"」2018年3月30日 幕張イベントホール セットリスト

01. Yesterday
02. Go Higher(Remix mix)
03. Fill Me Up
04. Dayum(Remix&Original mix)
05. Good or Bad
06. Feel
07. I Want You
08. Mi Amor(Remix ver)
09. One Addiction
10. Choo Choo SHITAIN
11. Sun Kiss
12. Opaque(Remix ver)
13. All About You
14. Slow(Remix ver)
15. Baila(Remix ver)
16. Heart Beat(Remix ver)
17. Shine
18. Mami Loca(Remix ver)
19. We The Fire
20. SUMMER LOVING(Remix ver)
21. Miss California
22. Ain't enough(Remix ver)
23. HEY WHAT'S UP?(Remix ver)
24. Blessed

赤西仁「JIN AKANISHI "JINDEPENDENCE" TOUR 2018」

2018年4月30日(月・振休)東京都 チームスマイル・豊洲PIT
2018年5月1日(火)東京都 チームスマイル・豊洲PIT
2018年5月2日(水)東京都 チームスマイル・豊洲PIT
2018年5月10日(木)大阪府 Zepp Osaka Bayside
2018年5月11日(金)大阪府 Zepp Osaka Bayside
2018年5月16日(水)愛知県 Zepp Nagoya
2018年5月23日(水)東京都 Zepp Tokyo
2018年5月24日(木)東京都 Zepp Tokyo(追加公演)

※「Blessed」の2つ目のeはアキュートアクセント付きが正式表記。

全文を表示

読者の反応

𝓲. @i_luvJ

【ライブレポート】赤西仁、光に彩られたホールツアー終幕 - 音楽ナタリー https://t.co/yjq5YoBPtS

コメントを読む(118件)

リンク

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 赤西仁 の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。