THE BAWDIES、青空のもと熱狂のタワレコ屋上ライブ
2009年11月10日 16:40 1
11月8日、
この日の天候は、11月上旬にしては温暖な気温と晴天に恵まれた絶好の野外ライブ日和。会場にはタワーレコードの指定店舗で「IT'S TOO LATE」を購入した熱心なファンが約400人集まった。
まずメンバー登場前に、イベントのMCを務める大貫憲章が挨拶。自己紹介をしつつ、THE BAWDIESとの出会いなどを交えた洒脱なトークで会場の雰囲気を和ませていく。そして、「みなさん十分気持ちはあたたまっていると思います」という言葉に続いて、イベントの主役・THE BAWDIESがステージに現れた。
それぞれが楽器のスタンバイを済ませ、4人の息が合ったところでROY(Vo, B)がオーディエンスに向かって「Are you ready?」とシャウト。それが口火となり「I'M IN LOVE WITH YOU」が始まった。1音目が鳴った瞬間に観客のテンションは急上昇。4人のパフォーマンスに呼応するように床が上下に揺れ、インストアイベントとは思えないほどの盛り上がりを見せる。そのまま「EMOTION POTION」になだれ込むと、今度は小気味のいいビートに合わせて手拍子が空高く響いた。オーディエンスとのコール&レスポンスが肝となる「KEEP ON ROCKIN'」でも再び床が大きく揺れ、それに呼応するようにもメンバーのプレイにも熱がこもる。
和やかなMCコーナーを挟み、「みなさん、これを聴きにきてくれたんでしょ?」というROYの叫びに導かれるように新曲「IT'S TOO LATE」が披露される。キャッチーかつゴキゲンなこのナンバーは、フェスやイベントでたびたび演奏されていることもありファンの間にすっかり浸透している様子。場内にはリズムに合わせて踊る観客の姿が数多く見られた。ラストナンバーとしてJIM(G)のソロパートやソウルフルなサウンドが光る「YOU GOTTA DANCE」を届けると、4人は登場したときよりも大きな笑顔を浮かべながら去っていった。
熱烈なアンコールに応えステージに戻ってきた4人は、TAXMAN(G)のグルーヴィなギターから始まるレイ・チャールズのカバー「What'd I Say」をアンコールとしてプレゼント。この曲でもコール&レスポンスが繰り広げられ、オーディエンスの声が全方位に響きわたった。
一旦メンバーが退場した後、再び大貫憲章がステージに現れトークショーがスタート。大貫憲章のアナウンスでステージに上がった4人は、「IT'S TOO LATE」のPVの見どころなどをユーモアを交えつつ語った。さらに入場時の整理番号を使った抽選会が行われ、幸運なファン2名にメンバー全員のサイン入りポスターが4人から手渡されイベントは終幕。1時間弱という短い時間だったが、THE BAWDIESの魅力を凝縮したイベントの内容にファンも満足した様子だった。
なお「IT'S TOO LATE」は初回分として出荷された分が発売から5日でほぼ完売してしまったため、急遽追加生産が決定。今週末から店頭に並ぶ予定なので、買い逃してしまった人はこのチャンスをお見逃しなく。
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音楽ナタリー @natalie_mu
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