SHINee、ツアー最終日で「これからもずっと素敵な思い出を作りましょう！」

SHINeeが昨日4月30日に東京・代々木競技場第一体育館で全国ツアー「SHINee WORLD 2017～FIVE～」の追加公演最終日を迎えた。

2月にリリースした5枚目のアルバム「FIVE」を携えたこのツアーで、全国10カ所25公演を実施したSHINee。日本5度目となる今回の全国ツアーの最中には、彼らによる日本での公演数が100回を記録した。

ツアー最終日、会場がSHINeeのグループカラー・パールアクアグリーンのペンライトの光で埋め尽くされる中、メンバーはシルバーを基調とした衣装で登場し「FIVE」の1曲目「Gentleman」でライブをスタート。キーの「東京ー!!」というかけ声に、客席から大歓声が起こった。さらに彼らは「Picasso」「JoJo」「Breaking News」と開始早々にダンスチューンを連発。メインステージからセンターステージへと移動すると、「日本のツアーだけで100回を超えて、毎年、日本全国回ることができるのは皆さんのおかげだと思っています。いつもありがとうございます」とファンへ感謝の気持ちを述べ、「FIVE」のリード曲「Get The Treasure」でキレのあるダンスを披露した。

チェック柄の衣装に着替えたメンバーは、メインステージでマイクスタンドを使いながら、「Do Me Right」「Dream Girl」をパフォーマンス。その後スポットライトを浴びたオンユは「君のせいで」をアカペラで歌い、圧倒的な歌唱力でファンの目を釘付けにした。また今回のツアーで初めて行われたアコースティックコーナーでは、センターステージにて「JULIETTE」「Love Like Oxygen」「Hello」「Downtown Baby」がじっくりと届けられた。

「Your Number」のパフォーマンス時には、ステージモニタに映し出されたロンドンバスから登場するようにしてメンバーが姿を表す。「Replay -君は僕のeverything-」をミックスしながら届けられたこの楽曲では、メンバーが街で偶然見つけた女性の電話番号をゲットするために争う様子がミュージカル調に描かれる。さらに「Your Number」の定番であるセリフ「Can I Get Your Number?」を、オンユが「これからもずっと素敵な思い出を作りましょう！」と言い替え、ファンの歓声を誘った。

その後のMCでは、無線コントロールによりメンバーとファンが交流をしながらペンライトの色を好きな色に変えていく場面も。メンバー同士がふざけ合う和やかなやりとりも見られ、客席には笑いが起こる。ペンライトの美しい光が包んだ「View」「Become Undone」のあと、5人はセンターステージでアクロバティックにダンスしながら「ABOAB」「Nothing To Lose」「Married To The Music」と激しいナンバーを続けて本編を駆け抜けた。

アンコールで彼らは、人気曲「Everybody」で気迫のあるダンスを披露し、「Stand by Me」でステージ上を駆け回りながらボールとフリスビーを客席に投げ入れる。さらにポップチューン「Diamond Sky」ではメンバーと観客が指でダイヤモンドマークを作ったり、客席に銀テープが噴射されたりと、場内に一体感が広がった。最後のMCでオンユは「皆さんのおかげで、25公演無事に終了することができました！ 本当にありがとうございます！」、テミンは「ずっとSHINeeを見守ってください！」、キーは「ツアーが終わりますが、皆さんに会うことができて本当にうれしいです。いつもありがたいですし、皆さんからもらった応援と、愛を恩返しできるようにがんばりますのでこれからも応援をよろしくお願いします！」とそれぞれファンへ思いを伝える。ラストナンバー「Winter Wonderland」ではオーディエンスの大合唱が起こり、ツアーは感動的なフィナーレを迎えた。