でぶコーネリアス、アルバム発売後21歳の誕生日で解散

ハードコアパンクバンド、でぶコーネリアスが3rdアルバム「SUPER PLAY」を9月11日にリリース。その10日後となる9月21日に東京・早稲田ZONE-Bでレコ発イベント「でぶコーネリアスのスーパープレイショウ」を開催し、このライブをもって解散することが明らかになった。

まだメンバーが中学生だったころに銀杏BOYZのツアーサポートに抜擢され行われた初ライブや、千秋（Vo）の卒業式の夜に東京・LIQUIDROOM ebisuで行われた本家CORNELIUSとのツーマンライブ、未成年ゆえ応募書類に親の承諾書が同封された「FUJI ROCK FESTIVAL '08」ROOKIE A GO-GOステージでのライブなど、名前のインパクトとともに数々の伝説を残してきたでぶコーネリアス。

解散については昨年末から決定していたとのことで、ラストライブ当日に21歳の誕生日を迎える千秋は「毎回ライブで今日解散します！って言ってたのが本当になってしまった」「自分でハードル上げといて跳ばないわけにはいかないので全力で解散します」と自身のブログに記している。

最後のアルバムとなる「SUPER PLAY」は従来のスタイルを進化させたのに加え、「高速ボッサ」「おしゃれ」「GOGO」「歌謡」「アイドル」といった要素も追加。ジャケットはすべて書き下ろし＆撮り下ろし写真によるDIY精神あふれるハンドメイド作品となっており、大量生産できないため売切れ次第廃盤となる。