DEEN恒例の武道館、8cm CDや「有吉反省会」の反響に驚き

DEENが10月11日に東京・日本武道館にてワンマンライブ「DEEN LIVE JOY Special 日本武道館2015」を開催した。

暗転後、白いスーツに身を包んだ池森秀一（Vo）がダンサーを引き連れ、キレのあるダンスとともに「Brand New Wing」を歌唱。意表をつくオープニングに、会場を埋め尽くしたファンの大歓声が響く。その後は「瞳そらさないで」「このまま君だけを奪い去りたい」など、23年のキャリアで発表した新旧ヒット曲を惜しみなく演奏していくDEEN。デビュー15周年以降この時期恒例となった武道館ライブだが、今年は最新シングル「ずっと伝えたかった I love you」のテーマでもある“ダンスチューン”がフィーチャーされ、池森の持ち味であるダンスの見せ場が数多く登場した。

MCでは、「ずっと伝えたかった I love you」の完全生産限定盤として懐かしの8cm CDをリリースしたところ予想以上の反響を呼んだことや、先日、日本テレビ系「有吉大反省会 歌わない音楽祭2時間スペシャル」に出演した際のエピソードを披露。笑いあふれるトークに続いては、センターステージに楽器を持ち込んでアコースティックコーナーも展開した。

アンコールでは、スクールメイツ風の衣装を着たダンサーとともに、レトロな雰囲気満載の振付で「千回恋心!」をパフォーマンス。さらに15周年の際に武道館で歌うために制作された、ファンとの絆を表すナンバー「歌になろう」で大合唱が巻き起こる。ダブルアンコールを含め3時間超の濃密なステージを行った池森は、「武道館をやって、1年このテンションを保てると思うと、来年もまた絶対やりたいなあと思うわけで……来てくれるでしょうか？」と問いかけ、大きな拍手を浴びた。

なお、DEENは大晦日に東京・Zepp Tokyoにてカウントダウンライブを開催する。