A24が製作したファンタジー映画「
本作は、孤独な少女と森に棲む不思議な生き物・オチが出会い、言葉を超えて心を通わせる癒やしの物語。霧に包まれた村の人々は、奥深い森に棲むオチを恐れ、長年遠ざけてきた。オチ狩りをする父に戸惑う少女ユーリは、ある日けがをした小さなオチを見つけて家に連れ帰り、ひそかに手当てをする。やがて伝承とは違うオチの本当の姿を知ったユーリは家を飛び出し、オチを家族のもとへ返す旅に出る。ユーリをツェンゲル、義理の兄ペトロをウォルフハードが演じたほか、父マキシム役でウィレム・デフォー、母ダーシャ役でエミリー・ワトソンが出演した。
ドイツ出身のツェンゲルは「システム・クラッシャー」で爆発的な感情を抱える少女を演じて高い評価を受け、その後「この茫漠たる荒野で」ではトム・ハンクスの相手役に抜擢された子役出身俳優だ。本作では、心に深い傷と孤独を抱えるユーリを繊細かつ大胆な演技で体現。監督の
ツェンゲルは監督との仕事について「お互いに持っているものを共有して教え合う素敵な関係性を築けました。この映画は彼のデビュー作だから、私たちは一緒に旅に出たんです。彼はシーンをどう演じるか、やって見せてくれたし、私はほかの映画の撮影で学んだことを伝え、教え合いっこをしていたんです」と無邪気に述懐した。
一方、ペトロ役のウォルフハードは、Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のマイク・ウィーラー役で世界的な人気を獲得。彼が演じるペトロは家族がおらず、父のような存在であるマキシムに認められることを切望する少年だ。血のつながらない妹ユーリや動物たちへの優しさと、兵士として期待される役割との間で揺れる葛藤を抱えている。ウォルフハードは「ペトロは物静かな人ですが、心の中では常に葛藤しています。マキシムを喜ばせようとして“有害な男らしさ”を演じながらも、心の底ではユーリに同情し、純粋に彼女を愛しているのです」とキャラクターについて説明する。
サクソンはウォルフハードの起用理由について、「『ストレンジャー・シングス』で培ったファンタジージャンルの雰囲気と冒険を伝えられると思ったんです」とコメント。またウォルフハードが俳優としてだけでなく、映画製作者の学びの機会としても現場に向き合っていたことを伝え、「彼は好奇心旺盛で、俳優である以上に映画作家としての資質を持つ存在です。私の映画製作のテクニックやアプローチに深く興味を示してくれ、早熟で博学な映画の天才をセットに迎えられたのは個人的にも幸運だった」と述懐している。
「OCHI!-オチ-」は4月3日より全国で公開される。
映画「OCHI!-オチ-」本予告
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A24製作「OCHI!」監督が語る、ヘレナ・ツェンゲル&フィン・ウォルフハードへの信頼
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