マギー・オファーレルの同名小説を実写化した本作は、16世紀イギリスの小さな村を舞台に、薬草の知識に優れ、不思議な力を宿したアグネス・シェイクスピアと、ロンドンで劇作家として活動する夫ウィリアム・シェイクスピア、そしてその3人の子供たちを描いた物語。父親不在の中で子供たちを守り奮闘するアグネスだったが、あるとき一家に大きな不幸が降りかかる。アグネスを
本編映像には、ウィリアムが思いを寄せるアグネスに声を掛けるシーンを収録。鳥用の手袋を渡そうとするウィリアムに、アグネスが「もうある」と即答するさまが映し出された。同シーンでアグネスが着用している赤いドレスについて、トゥルジャンスカは「まるで開いた傷口のような色で、時間をかけて縫い上げられ、いくつもの穴が繕われています」と明かす。
アグネスの衣装はベリーレッドやオレンジといった色から、物語の進行とともに灰紫やプルーンブラウンへと変化し、最終的には深い赤へと移ろっていく。トゥルジャンスカは「思い浮かんだのは鼓動する心臓、生命力と血で満ちた筋肉でした。彼女は自然と有機的につながり、ベリーのように慎重に扱わなければ毒にもなりうる存在です」と語っている。
アグネスと大地の結び付きを表現するため、衣装には主に植物繊維の生地を採用。歴史的背景とキャラクター性の双方に適合する素材としてリネンが用いられ、本物の樹皮から作られた有機的なテキスタイルも取り入れている。トゥルジャンスカは「整った装いのシェイクスピア家の人々と比べると、彼女は野性的で反抗的、パンクな印象を持っています。外見は変化しますが統一感を保ち、まるでムードリングのように、一着のドレスが自然に彼女に寄り添って変化していくように見せることが重要でした」と説明した。
「ハムネット」は4月10日に公開。製作にスティーヴン・スピルバーグとサム・メンデスが名を連ねた。
映画「ハムネット」本編映像(皮手袋編)
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