クロエ・ジャオ新作「ハムネット」日本公開日が決定、ゴールデングローブ賞で6ノミネート

「ノマドランド」「エターナルズ」で知られるクロエ・ジャオの監督最新作「ハムネット」が4月10日に日本公開決定。第83回ゴールデングローブ賞では作品賞（ドラマ部門）のほか、ジャオが監督賞、ジェシー・バックリーが主演女優賞、ポール・メスカルが助演男優賞、ジャオと原作者マギー・オファーレルが脚本賞、マックス・リヒターが作曲賞にノミネートされた。

オファーレルの同名小説を実写化し、第50回トロント国際映画祭（TIFF）で最高賞にあたるピープルズ・チョイス・アワード（観客賞）を受賞した本作。16世紀イングランドの小さな村を舞台に、薬草の知識を持ち不思議な力を宿したアグネス・シェイクスピアと、ロンドンで劇作家として活動する夫ウィリアム・シェイクスピア、そして3人の子供たちを描く物語だ。父親不在の中で子供たちを守り奮闘するアグネスだったが、あるとき一家に大きな不幸が降りかかる。

アグネス役のバックリー、ウィリアム役のメスカルに加え、エミリー・ワトソンやジョー・アルウィンも出演。脚本をジャオとオファーレルが共同で手がけ、製作にはスティーヴン・スピルバーグとサム・メンデスが参加している。

第83回ゴールデングローブ賞の授賞式は、アメリカ現地時間1月11日に開催される。

映画「ハムネット」海外版予告

映画「ハムネット」海外版予告