第7回大島渚賞の受賞者は「ルノワール」早川千絵に決定

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第7回大島渚賞の受賞者が「ルノワール」を監督した早川千絵に決定した。

第7回大島渚賞を受賞した早川千絵

第7回大島渚賞を受賞した早川千絵 [高画質で見る]

2019年に創設された大島渚賞は、かつて大島渚が高い志を持って世界に挑戦したように、映画の未来を開き、世界へ羽ばたこうとする、若くて新しい才能に対して贈られるもの。歴代受賞者には「セノーテ」の小田香、「海辺の彼女たち」の藤元明緒、「やまぶき」の山﨑樹一郎、「遠いところ」の工藤将亮、「ナミビアの砂漠」の山中瑶子がいる。

米ニューヨークで写真を学んだのち、独学で映像制作を開始した早川。一時は制作から離れるが震災を機に再び映画の世界へ。その後、映画学校の卒業制作として監督した短編「ナイアガラ」がPFFアワード2014でグランプリを受賞。倍賞千恵子を主演に迎えた初長編「PLAN 75」は、 第75回カンヌ国際映画祭でカメラドール スペシャルメンション(特別賞)を授与された。

「ルノワール」場面写真

「ルノワール」場面写真 [高画質で見る]

長編2作目となった「ルノワール」は、1980年代を舞台に、11歳の少女が大人の世界をのぞく中で生きることの機微に触れていく姿を繊細に描き出した作品。鈴木唯が主人公のフキを演じたほか、石田ひかり、リリー・フランキー、中島歩、河合優実、坂東龍汰がキャストに名を連ねた。2025年の第78回カンヌ国際映画祭ではコンペティション部門に出品されている。

大島渚賞の審査員長を務める黒沢清は、同作を「死であれ悪事であれ大人の事情であれ、この少女はそれと相対してまったく動じることがない。それどころか時には自らそれを呼び込み、気まぐれに断罪し、時に救済もする。ほとんど悪魔かそうでなければ神だ」と評した。なお第7回ではPFFディレクターの荒木啓子も審査員を務めている。

大島渚賞では、3月22日に東京・丸ビルホールにて記念上映会を開催。「ルノワール」に加え、大島渚の監督作品が上映される。上映後には早川らゲストによるトークイベントも予定。詳細は2月中旬に発表される。

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読者の反応

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Ghost Mind @Ghost_Zima

@eiga_natalie 早川千絵監督の「ルノール」大島渚賞受賞おめでとうございます!
『PLAN 75』に続く素晴らしい作品、楽しみです!

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