映画「
実際の裁判から着想を得た本作では、アイドルグループ・ハッピー☆ファンファーレ(通称:ハピ☆ファン)のセンターである山岡真衣が“恋愛禁止”のルールを破ったことにより、法廷で厳しく追及されるさまが描かれる。齊藤が真衣、倉が真衣と恋に落ちる大道芸人・間山敬を演じ、ハピ☆ファンのチーフマネージャー・矢吹早耶に唐田、訴えを起こす事務所社長・吉田光一に津田、ハピ☆ファンのメンバーに仲村と小川が扮した。
舞台挨拶は、撮影を振り返るトークからスタート。齊藤は「ハッピー☆ファンファーレのメンバーがびっくりするぐらい仲良くなった」と回想し、空き時間には人狼ゲームに熱中していたことを明かす。「久しぶりに再会した今日も、最初に出てきた言葉が『人狼ゲーム』だったくらい」と述べ、唐田も含めたハピ☆ファンのLINEグループを作るほどの関係性になれたと笑顔を見せる。一方で倉とは撮影当時あまり会話がなかったそうで、倉も「三言くらいしかしゃべらない日もあった」と苦笑。齊藤は「その距離感が作品にはちょうどよかった」とフォローを入れる。
深田は「この距離感で大丈夫かな」と心配していたことを明かし、脚本にはなかった公園のシーンを追加したと説明。深田いわく「2人の距離を縮める目的で作ったシーンだった」そうだが、齊藤は「でも今は全員仲良いということだけは伝えたいです!」と客席に向けて念押しした。
大道芸人を演じた倉は、撮影前に4カ月ほど練習し、パントマイムとジャグリングそれぞれに指導の先生がついていたという。倉が「ジャグリングしながらスーパーに行ったりしていました。どこかで特技として披露したい」と話して観客を驚かせると、齊藤は「別の作品で一緒になったときも、カイロを使ってジャグリングしていました」と証言して会場の笑いを誘った。
印象的なシーンについて問われると、唐田は冒頭で齊藤が眠っている場面を挙げ「深田監督が、いかにきょんちゃんを美しく撮るかこだわっているのを見て、幸せな気持ちになりました。いい映画になる予感がした」と述懐。小川はハピ☆ファンの楽曲「とおいひかり」の作詞にクレジットされていることにも触れ、「役としても作詞できたことが実になりました」と手応えをにじませた。
また仲村は、津田とのシーンを挙げて「シリアスな場面なのに、私のおなかが思いっきり鳴ってしまって」と裏話を披露。カット後、津田が「体型維持とか大変ですよね」と声を掛けながら干し芋を差し出してくれたことを「めっちゃかっこいい!」と振り返ると、津田は「たまたま持っていたので……」と照れ笑いする。しかし仲村から「私のおなかの音が鳴ったとき、津田さんすごいセリフ噛んじゃったんですよ。絶対私のせいなんです」とバラされ、津田は「そこ要らなかったですね。かっこいい話で終われそうだったんですけど(笑)」と肩を落とした。
作品のテーマにちなみ、「恋愛禁止ルール」に代わる“マイルール”を発表するコーナーも実施。齊藤は「いかに効率的に動くか」を信条にしていると明かし、「エレベーターも閉まるボタンを押してから階を押す」と独特なこだわりを披露する。倉は「ジャグリングしながらセリフを覚えるようになった」こと、唐田は「家に帰ったらお風呂に入る」、津田は「1日2回お湯に浸かる」とそれぞれの習慣を明かす。仲村は「おなかが空いた状態でカメラの前に立たない」、小川は「新しい靴をおろすときに両方につばをかける」という祖父譲りのジンクスを紹介。深田は「子供の頃に怪談話を聞いてから、階段の2段目を飛ばして歩くのが癖になっている」と打ち明けた。
最後に齊藤は「皆さん温かくて本当にいいチームでした」とキャスト・スタッフへの感謝を口にし、「何回観ても違う視点で観られる作品。衝撃的な作品のように思えるけど、“アイドルの恋愛禁止”というテーマを通して、自分らしさや自分の意見を持っていいんだと考えられる映画になっています」と改めて本作をアピールし、舞台挨拶を締めくくった。
「恋愛裁判」は全国で上映中。
映画「恋愛裁判」本予告
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深田晃司 @fukada80
本日は映画『恋愛裁判』初日舞台挨拶にお越し頂いた皆様、ありがとうございました。16年1月に企画がスタートして10年を経ての封切となりましたが、その間に頓挫しなかっただけでも御の字なのに、こうして満席の劇場で皆さんにお届けできた幸せを噛み締めながら大阪に向かっています。明日は梅田で齊藤 https://t.co/rdqNT0OL9j