長編第2作「汚れた血」は、愛のないセックスで感染する病が広がる近未来のパリを舞台に、アレックス、アンナ、マルクが織りなす三角関係をスタイリッシュな映像で描いた作品。
「ボーイ・ミーツ・ガール」は1983年に製作された長編デビュー作で、“アレックス3部作”の始まりとなる1作。失恋したアレックスとミレーユの偶然の出会いと思わぬ悲劇がモノクロームの世界で紡がれる。カラックスの本名“アレックス”の名を持つ主人公にラヴァンが扮し、彼が一目惚れするミレーユを
「ポーラX」は、「ポンヌフの恋人」から8年ぶりに発表された作品で、ハーマン・メルヴィルの小説「ピエール」を現代のパリに移し替えて映像化したもの。裕福な青年ピエールがボスニアの難民イザベルと出会い、母や婚約者との穏やかな生活を捨てて暗闇を下降しながら強烈に求め合っていくさまは、壮絶なロマンティシズムの物語だ。主演の
公開決定に合わせて、各作品のポスタービジュアルとメイン写真も解禁されている。
なお「ポンヌフの恋人 4Kレストア版」も12月20日に東京・ユーロスペースほかで公開。
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