レオス・カラックス「汚れた血」「ボーイ・ミーツ・ガール」「ポーラX」4Kレストアで連続公開

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レオス・カラックスの初期3作が4Kレストア版で公開決定。「汚れた血」が1月10日、「ボーイ・ミーツ・ガール」が1月31日、「ポーラX」が2月21日より東京・ユーロスペースほか全国で順次上映される。

映画「汚れた血 4Kレストア版」場面写真

映画「汚れた血 4Kレストア版」場面写真

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長編第2作「汚れた血」は、愛のないセックスで感染する病が広がる近未来のパリを舞台に、アレックス、アンナ、マルクが織りなす三角関係をスタイリッシュな映像で描いた作品。ドニ・ラヴァン演じるアレックスがデヴィッド・ボウイの「Modern Love」をバックに走る長回しシーンや、ジュリエット・ビノシュ演じるアンナが飛行機のように手を広げ疾走するシーンは名場面として語り継がれている。

映画「汚れた血 4Kレストア版」場面写真

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映画作品情報

「ボーイ・ミーツ・ガール」は1983年に製作された長編デビュー作で、“アレックス3部作”の始まりとなる1作。失恋したアレックスとミレーユの偶然の出会いと思わぬ悲劇がモノクロームの世界で紡がれる。カラックスの本名“アレックス”の名を持つ主人公にラヴァンが扮し、彼が一目惚れするミレーユをミレーユ・ペリエが演じた。ラヴァンとカラックスの出会いから生まれたアレックスは形を変えながら、1991年の「ポンヌフの恋人」まで3作の主人公となる。

「ボーイ・ミーツ・ガール 4Kレストア版」場面写真

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映画作品情報

「ポーラX」は、「ポンヌフの恋人」から8年ぶりに発表された作品で、ハーマン・メルヴィルの小説「ピエール」を現代のパリに移し替えて映像化したもの。裕福な青年ピエールがボスニアの難民イザベルと出会い、母や婚約者との穏やかな生活を捨てて暗闇を下降しながら強烈に求め合っていくさまは、壮絶なロマンティシズムの物語だ。主演のギョーム・ドパルデューカテリーナ・ゴルベワが困難な役柄を体当たりで演じ、ピエールが“姉”と呼ぶ母をカトリーヌ・ドヌーヴが演じた。

「ポーラX 4Kレストア版」場面写真

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公開決定に合わせて、各作品のポスタービジュアルとメイン写真も解禁されている。

なお「ポンヌフの恋人 4Kレストア版」も12月20日に東京・ユーロスペースほかで公開。

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