第5回アジアンクィア映画祭で韓国特集、「3670」など第1弾作品を発表

1

23

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 11 10
  • 2 シェア

「第5回アジアンクィア映画祭」が2026年2月21日と22日に東京・ユーロライブで開催される。MotionGalleryではクラウドランディングを実施中だ。また、このたび上映作品の第1弾が発表された。

「第5回アジアンクィア映画祭」開催支援のためのクラウドファンディングの告知ビジュアル

「第5回アジアンクィア映画祭」開催支援のためのクラウドファンディングの告知ビジュアル

大きなサイズで見る(全15件)

アジアのクィア(LGBTQ+)映画を発掘・紹介するアジアンクィア映画祭。2007年より2年に一度のペースで開催されていたが、2013年の第4回目以降は休止に。そして13年の時を経て復活する運びとなった。「第5回アジアンクィア映画祭」のテーマは「韓国フォーカス~共振する色彩、輝くソウル~」に決定。韓国のクィア長編映画を厳選し、日本初上映を含む5作品程度を上映する。

第1弾として発表されたのは、オープニング作品となる「イバンリのチャン・マノク!」と「3670」「夏の日のカメラ」の3作品。日本初上映の「イバンリのチャン・マノク!」では、母の訃報を機に帰郷したレズビアンバー経営者マノクが、偏見や元夫の妨害に直面しながら、村長選に立候補する姿が描かれる。イ・ユジンが監督、「同じ下着を着るふたりの女」やドラマ「イカゲーム」のヤン・マルボクが主演を務めた。

韓国映画「イバンリのチャン・マノク!」場面写真

韓国映画「イバンリのチャン・マノク!」場面写真 [拡大]

同じく日本初上映の「3670」は、ゲイであることを隠す脱北者の青年チョルジュンが、ソウルの活気あるゲイコミュニティで出会ったヨンジュンと心を通わせていく物語。2025年9月に韓国で劇場公開され、インディ / アート系部門で興行ランキング首位を記録した話題作だ。「夏の日のカメラ」では、亡き父の残したフィルムをきっかけに、写真を通して自身の初恋や父の秘密と向き合う高校生サマーの姿がつづられる。「虐待の証明」の子役として知られるキム・シアが初主演を飾った。

韓国映画「3670」場面写真

韓国映画「3670」場面写真 [拡大]

韓国映画

韓国映画 [拡大]

「アジアンクィア映画祭」の開催を支援するためのクラウドファンディングは12月31日23時59分まで実施中。今後は毎回テーマを設けた不定期開催とし、より柔軟で持続可能な形で続けていくことを目指すという。

「アジアンクィア映画祭」開催支援プロジェクト | MotionGallery

関連する特集・インタビュー

この記事の画像(全15件)

読者の反応

  • 1

映画ナタリー @eiga_natalie

第5回アジアンクィア映画祭で韓国特集、「3670」など第1弾作品を発表 クラウドファンディングも実施中
https://t.co/iqh0AHsJuP

#アジアンクィア映画祭 https://t.co/srQ80IfFDa

コメントを読む(1件)

ヤン・マルボクの映画作品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 ヤン・マルボク / キム・シア の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。