フランスの映画作家
48歳の若さでこの世を去ったラモリス。1953年に第2作「白い馬」で、第6回カンヌ国際映画祭短編グランプリを始め数々の賞を獲得。1956年「
黒柳は本作について「詩を見ることが出来る! 70年前に感動して見た映画を、また、いい画質で見ることが出来た」とコメント。ゲームクリエイターの
公開初日の11月14日からはシネマート新宿限定で、来場者プレゼントとしてマンガ家・
「赤い風船 4K」「白い馬 4K」の2本立て、特集上映「映像詩人アルベール・ラモリスの知られざる世界」は、11月14日よりシネマート新宿ほか全国で順次公開される。
特集上映「アルベール・ラモリスの知られざる世界」予告編
黒柳徹子(女優・ユニセフ親善大使)コメント
詩を見ることが出来る!
70年前に感動して見た映画を、また、いい画質で見ることが出来た。なんてステキ! 疲れた心を癒してくれる。
小島秀夫(ゲームクリエイター)コメント
風船と少年。風船とパリの街。
ドローンやCG、AIでさえも、これほど高くは飛べない。魔法としか言えない驚異の緋色映像。
天才ラモリス監督が、70年前に空へと放った“赤い風船”は、いまも飛び続けている。
椎名誠(作家)コメント
南フランスの海岸を
疾走する白い馬
風と太陽
勇気と愛がきらめく
SYO(物書き)コメント
これが70年前の作品だと、どうしても信じられない。
もしかしてオーパーツなのか?と混乱する程の神業。
今も変わらぬ排斥感情と有害な男性性に対する慧眼。
驚嘆と畏敬の念がデジタル修復によって殊更増した。
世武裕子(映画音楽作曲家・演奏家)コメント
子どもはみんな「希望」という自分だけの風船を持っているべきで、私たち大人はそれを絶対に忘れちゃいけない。
かつて子どもだった自分のためにも。
細野晴臣(音楽家)コメント ※2008年リバイバル公開時のコメントより
幼稚園の鑑賞会で観て以来半世紀も経つが、「赤い風船」は萎むことがない。
美しく陰鬱な都会の中に浮かぶ赤い風船は、まるで太陽のようにぼくの心を暖め続けている。
それはまた自分の中に芽生えたエロスの原点でもあり、萎んでいくタナトスでもあった。
松本大洋(マンガ家)コメント
少年と風船や馬を通して描かれる純粋な愛情や優しさの中に、他人の力では決して砕くことのできない ダイヤモンドのような強く透明な心が見えた気がしました。
ゆいちむ(映画好きOL)コメント
赤い風船は、私たちがいつの間にか失っていたイノセンスかもしれない。
映画という芸術が持つ永遠をそっと教えてくれる、人類史とともに語り継ぐべき作品です。
アルベール・ラモリスの映画作品
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白央篤司 @hakuo416
「赤い風船」「白い馬」。小さなお子さんいるひと、一緒に観に行ってほしいとか思ってしまう。【アルベール・ラモリスの特集上映に黒柳徹子らからコメント、松本大洋のイラストも】https://t.co/mtuNNxPKww