台湾・フランス合作「サリー」公開、38歳独身女性が“運命の人”に会いにパリへ

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台湾・フランスの合作映画「莎莉」が、「サリー」の邦題で2026年1月16日より東京・新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開されることが決定。このたびポスタービジュアル、予告編、場面写真が一挙到着した。

「サリー」ポスタービジュアル

「サリー」ポスタービジュアル [拡大]

第19回大阪アジアン映画祭にて、来るべき才能賞とABCテレビ賞の2冠に輝いた本作。主人公は、台湾の山間部でファームを営む38歳の女性フイジュンだ。叔母から結婚を急かされてうんざり気味の彼女は、ある日高校生の姪から半ば強引にマッチングアプリに登録される。“サリー”というニックネームでアプリを始めると、さっそくパリで画廊を営むフランス人マーティンと知り合い、求愛される。周囲からはロマンス詐欺だと警告されるが、フイジュンは真実の愛を確かめるため単身パリへと向かうのだった。

「サリー」場面写真

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「サリー」場面写真

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フイジュンをNetflixシリーズ「華燈初上 -夜を生きる女たち-」のエスター・リウが演じる。またサリーの弟ウェイホン役を「僕と幽霊が家族になった件」のリン・ボーホン、幼なじみのハオ役を本作の音楽も担当したアーティストのリー・インホン(DJ Didilong)が担い、ヤン・リーインタン・ヨンシュイも出演した。

監督を務めたのは、短編やテレビ映画でキャリアを築き、本作で長編デビューを果たしたリエン・ジエンホン。台湾でもあとを絶たないロマンス詐欺のニュースに心を痛め、被害に遭った人や家族に取材を重ねながら、6年の歳月を掛けて完成させた。共同脚本として、「父の初七日」などで知られる作家エッセイ・リウが参加している。

「サリー」場面写真

「サリー」場面写真 [拡大]

「サリー」場面写真

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このたびYouTubeで解禁された映像には、フイジュンがおせっかいな叔母に見合いを勧められる様子や、マッチングアプリに「28歳」と嘘の情報で登録をするシーン、「答えは自分で見つけてみないと」とフイジュンがパリを訪れる姿が切り取られた。ビジュアルには、パリのエッフェル塔と台湾のファームを組み合わせた風景、笑顔でマッチングアプリのプロフィール画面に映るフイジュン / サリーの表情が収められている。

「サリー」の配給はアニモプロデュースが担当する。

映画「サリー」予告編

この記事の画像・動画(全14件)

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