死刑判決から自死までの121日間を描く「金子文子 何が私をこうさせたか」予告編

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菜葉菜が主演を務めた映画「金子文子 何が私をこうさせたか」の予告編がYouTubeで公開。新たな場面写真も解禁された。

「金子文子 何が私をこうさせたか」ポスタービジュアル

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朝鮮人アナキストの朴烈(パク・ヨル)とともに検束され、1926年3月に大逆罪で死刑判決を受けた金子文子。本作では彼女が残した生の声を伝える短歌をもとに、死刑判決から金子が自死に至るまでの121日間が描かれる。菜葉菜が金子を演じ、小林且弥が朴烈役で出演。予審判事・立松懐清に三浦誠己、女子刑務所の所長・前田吉文に結城貴史、教誨師として金子と対話する片山和里子に洞口依子が扮した。そのほか吉行和子白川和子大方斐紗子鳥居しのぶ和田光沙咲耶佐藤五郎菅田俊足立智充らがキャストに名を連ねる。1971年にピンク映画で監督デビューし、300本を超える映画を監督・製作してきた浜野佐知が監督を務めた。

「金子文子 何が私をこうさせたか」場面写真。菜葉菜演じる金子文子(左)と小林且弥演じる朴烈(右)

「金子文子 何が私をこうさせたか」場面写真。菜葉菜演じる金子文子(左)と小林且弥演じる朴烈(右) [拡大]

予告編には裁判の場で見つめ合う金子と朴烈のシーンや、刑務所内での金子の様子、2人を取り巻く人々の姿が収められている。映像の最後は「私は、私たち哀れな階級のために自分の全生命を犠牲にしても戦う」と叫ぶ金子の場面で締めくくられた。

「金子文子 何が私をこうさせたか」より、小林且弥演じる朴烈(左)と菜葉菜演じる金子文子(右)

「金子文子 何が私をこうさせたか」より、小林且弥演じる朴烈(左)と菜葉菜演じる金子文子(右) [拡大]

「金子文子 何が私をこうさせたか」は、2026年の2月28日より東京・ユーロスペースほか全国で順次公開される。脚本を山﨑邦紀、撮影監督を髙間賢治、音楽監督を吉岡しげ美が担当。撮影は、戦前の裁判所や少年刑務所を移築した長野・松本市歴史の里などで行われた。

映画「金子文子 何が私をこうさせたか」予告編

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