朝鮮人アナキストの朴烈(パク・ヨル)とともに検束され、1926年3月に大逆罪で死刑判決を受けた金子文子。本作では彼女が残した生の声を伝える短歌をもとに、死刑判決から金子が自死に至るまでの121日間が描かれる。菜葉菜が金子を演じ、
予告編には裁判の場で見つめ合う金子と朴烈のシーンや、刑務所内での金子の様子、2人を取り巻く人々の姿が収められている。映像の最後は「私は、私たち哀れな階級のために自分の全生命を犠牲にしても戦う」と叫ぶ金子の場面で締めくくられた。
「金子文子 何が私をこうさせたか」は、2026年の2月28日より東京・ユーロスペースほか全国で順次公開される。脚本を山﨑邦紀、撮影監督を髙間賢治、音楽監督を吉岡しげ美が担当。撮影は、戦前の裁判所や少年刑務所を移築した長野・松本市歴史の里などで行われた。

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判決以後なのか。 https://t.co/dU17XweZxH