吉行和子が肺炎のため90歳で死去、「愛の亡霊」「あぐり」など数々の作品に出演

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俳優の吉行和子が9月2日に肺炎のため90歳で死去したと、所属事務所のテアトル・ド・ポッシュが昨日9月8日に公式サイトで発表した。

「愛の亡霊」「あぐり」など数々の作品で存在感を発揮した吉行和子

「愛の亡霊」「あぐり」など数々の作品で存在感を発揮した吉行和子

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1935年生まれ、東京都出身の吉行は高校在学中に劇団民藝付属水品研究所へ入所。その後、1957年に舞台「アンネの日記」で主演を果たした。数多くの映画やドラマでその存在感を発揮し、映画「才女気質」「にあんちゃん」にて第14回毎日映画コンクールの女優助演賞を獲得している。

そのほかの出演作に映画「愛の亡霊」「折り梅」「おくりびと」「東京家族」「家族はつらいよ」シリーズや、ドラマ「3年B組金八先生」「ふぞろいの林檎たち」「ナースのお仕事」、大河ドラマ「徳川家康」、連続テレビ小説「ごちそうさん」などがある。また母の吉行あぐりがモデルとなった連続テレビ小説「あぐり」にも参加。出演映画「金子文子 何が私をこうさせたか」が2026年の2月より東京・ユーロスペースほか全国で順次公開される。

なお葬儀は近親者のみで執り行われたとのこと。事務所は「吉行和子が生前受け賜りましたご厚誼に深く御礼申し上げます」と伝えている。

プロフィール
テアトル・ド・ポッシュ 公式サイト

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山本俊輔@作家・映画監督 @yamashunkantoku

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