映画「
「港のひかり」は、過去を捨てた元ヤクザの漁師・三浦と目の見えない少年・幸太の、10数年にも及ぶ年の差を超えた友情と再会を描く物語。元ヤクザの“おじさん”三浦を舘、少年時代の幸太を眞秀、青年期の幸太を眞栄田が演じた。撮影は2023年11月から12月に⽯川や富⼭で実施。輪島市にも何度も訪れ、多くの地元の人々の協⼒を経て完成したことから、恩返しの⼀環として輪島の地でジャパンプレミアが行われた。
舘、眞栄田、眞秀はまず輪島市長の坂口茂ともに輪島市街地に向かい、2024年元日の能登半島地震によって焼失した朝市通りへ赴いた。同地では、三浦と幸太が魚のキーホルダーを購入するシーンが撮影されている。舘は「当時、撮影で見た朝市通りの記憶と今の状態がまったく違っていたので、大変ショックを受けました」と伝え、眞秀も「空港からここまで来る道もデコボコしていたり、降りたときも『こんなに(撮影時に目にしていた建物が)なくなっているんだな』と、すごく驚きました」と口にする。昨日から輪島を訪れていた眞栄田は「想像していた以上にまだまだ復興途中なんだなと身に沁みて実感しました。ですが、接していただく街の方々は、前向きで明るくて。逆に力をいただいたなという印象です」と語った。
記者から「被災地に対して、今後に向けて思うことや願うこと」という質問があると、舘は「まずは元のような活気を取り戻していただきたいです」と思いを寄せる。そんな舘の⾔葉を頷きながら聞いていた眞栄⽥も「この映画が皆さんの⼒になれるかはわからないのですが、少しでも皆さんの励みや⽀えになればうれしいなと思います」と寄り添い、「この滞在中に今後について何ができるか模索できたらいいなと思います」と話した。
イベントでは輪島での思い出にまつわる質問も。おいしいクロワッサン屋を見つけたという舘は「そのお店を見つけたのが輪島を去る4、5日前だったで、もっと早く出会えていたら思いますが……日本一のお店だと思います」と愛情たっぷりに話す。「食べ物がすごくおいしい」と口をそろえる眞栄田は「(輪島での撮影に参加したのは)港のシーンだけではありましたが、その景色がすごく美しくて。情緒もあり、素敵な場所だなと感じました」と思いをめぐらせる。そして眞秀がスタッフと毎日一緒に遊んでいたことを報告すると、舘は彼と一緒に船に乗るシーンを思い返し「船に乗る前には(眞秀が)酔いそうな様子があったんですが、実際は全然平気そうで。がんばっていましたよ」と賛辞を贈っていた。
その後、3人はジャパンプレミアの会場となった日本航空高等学校石川に。同校では出張輪島朝市をはじめ、キッチンカーなど100軒近い店舗が並ぶ「福幸(ふっこう)フェス」が行われており、舘、眞栄田、眞秀がサプライズで姿を現すと、一般客からは大歓声や拍手が。舘らは握手や手振りなど1人ひとりとコミュニケーションを取るほか、⽴ち並ぶお店1つひとつに顔を出す。実際に商品を購入する姿もみられた。そんな彼らに地元住民や学生から「大好きです!」「がんばってください!」などと声援が飛ぶと、舘も「ありがとう」と返答。眞栄田と眞秀も笑顔で応じ、交流を楽しんでいた。
映画「港のひかり」予告編
舘ひろしの映画作品
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yuki☆e @yukie510gordon
コレはみんな嬉しいですよね🤣✨
地震前の美しい能登が映し出される
映像をぜひ大きなスクリーンで✨
たくさんの人に見てもらいたい💕
また、元気な能登に戻れるように🤩
少しでも盛り上がっていきましょう😊
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