裏切りと策略が渦巻く南宋朝廷を舞台とした本作は、非業の死を遂げた南宋の名将・岳飛(がくひ)の遺詩からチャン・イーモウが着想を得た“歴史陰謀サスペンス”。北方の強国・金に奪われた領土の回復を目指した英雄・岳飛が処刑されてから4年後、南宋の宰相・秦檜(しんかい)はついに金国との和平交渉に臨む。しかしその前夜、交渉の要となる金国の使者が殺され、南宋の皇帝に渡るはずだった極秘の手紙も消えてしまう。若き武将・孫均(そんきん)と下級兵士・張大(ちょうだい)は、思いがけずこの事件の渦中に巻き込まれ、秦檜から「夜が明けるまでの2時間のうちに犯人を見つけよ」と命じられることに。調査が進むにつれ、張大と孫均の胸に秘めた思惑も徐々に明らかになり、やがて背後に潜む陰謀が姿を現す。
「ペガサス/飛馳人生」の
脚本の完成までに4年の歳月を費やした本作は、中国で公開されると社会現象を巻き起こし、チャン・イーモウ監督作史上最高となる約45億4000万元(約930億円)の興行収入を記録。2023年の世界興行収入ランキングではアジア映画1位となった。
映画「満江紅/マンジャンホン」の配給はStrangerとTWINが担当。なお本作は2023年開催の第36回東京国際映画祭でジャパンプレミアが行われた。
ジェネ男 マトモナゼニ愛研究所 @T20664116
名前がいいね。 https://t.co/GS8RFI0FjN