映画「
同作では、祖父の死をきっかけに一緒に暮らすことになった孫と祖母の、人生のふとした喜びが描かれる。豆原が夢に迷う孫の拓磨、市毛が夢を見つけた祖母・文子を演じ、酒井美紀、八木莉可子、市川笑三郎、福田歩汰(DXTEEN)、藤田玲、星田英利、長塚京三もキャストに名を連ねた。主題歌は秦基博が作詞・作曲を手がけ、JO1が歌うミディアムバラード「ひらく」に決定している。
市毛をエスコートしてステージに上がった豆原は「人生で初めてエスコートしました。めちゃくちゃ緊張しました」とはにかむ。MCから本作への出演を決めた理由について尋ねられると「大先輩の市毛さんとのダブル主演、プレッシャーはありましたがこんな機会はないだろうと。市毛さんと作品をご一緒できるのは本当に光栄なことなので。これからの人生にとっていい経験になると思いました」と語る。
市毛は、初共演となった豆原の印象を「すごいアイドルだと聞いていましたが、普通にこのままの感じでいてくださったので、家族のようになじんでいました」と明かす。豆原は「市毛さんは優しくて、撮影の合間や休憩中に2人で筋トレの話をしたりして(笑)。仲良くしていただいて、うれしかったです」と続けた。
2024年の6月から8月にかけて撮影が行われた本作。豆原はコーヒーにこだわりがある拓磨を演じるうえで、UCCのアカデミー講師や上島珈琲店の関係者からコーヒーについて学んだという。豆原は、会場に駆け付けたコーヒーの先生たちに手を振りながら「皆さんがいなかったらこの映画の役は演じられなかった。いろいろな知識を教えていただきました」と感謝を伝える。
イベントでは、9月6日に75歳の誕生日を迎えた市毛へ、豆原が花束をプレゼントするサプライズが。一方で市毛は、豆原へ思いをしたためた手紙を贈呈した。市毛は「豆原さんはこれからもたくさんの夢を実現していくのでしょう。きっと見たこともない大きな世界を見ることもあるでしょう。どんな出会いが待っているのか楽しみです。夢見たことのために小さな努力を重ねた自分を忘れないでくださいね。経験しか自分を作ってくれません。それって筋肉と同じですよね」「心の中に重ねた景色は未来を必ず豊かに彩ってくれます。豆原一成さんの未来を応援しています」とつづる。
豆原は、市毛の言葉に涙を流しながら「めちゃくちゃうれしいです。この映画が決まってから、撮影に入るまですごくプレッシャーを感じていたんです。『がんばれ、俺』みたいな感じでやってきた……。いろんな現場で撮影させていただく中で、その隣には毎回市毛さんがいらしてくれた。こんな素敵な機会を、手紙を本当にありがとうございます」と告白する。市毛は「世界に羽ばたいてください」とエールを送った。
「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」は、10月24日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。監督は
ぺ。 @pe____dayo
豆原くんがさ、あまり見たことない顔しててさ、グッと込み上げるものがあるよ
家族っていいよなぁ
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