同作は、海沿いの街を旅する香里と健流の物語。2人は恋人同士というより、どこか家族のような関係だった。だが入籍が近付いたある日、健流は自ら命を絶つ。互いにとって一番の理解者だと信じていた香里はショックを受け、健流と出会う以前と同じく他人へ心を閉ざすように。そんな中、香里は健流の親友だったという作家・中野慎吾を思い出し、彼のもとを訪ねるのだった。
福地が香里役、寛一郎が健流役に起用され、俳優としても参加する中川が慎吾を演じた。さらに
福地は「じっくり流れていく時間の中には沢山の学びがあり、大切な時間を過ごさせてもらいました。この作品を通して、彼らの人生を通して、皆さまに何が届くのか、楽しみにしています」と吐露し、寛一郎は「自分自身の一つの節目を刻んだ作品。大切な作品です。監督共演者共に素敵な出会いでした。少しでも多くの人に見てもらえることを願ってます」と語った。竹馬、中川のコメントは後述の通り。
「そこにきみはいて」は東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開。配給は日活が担う。
映画「そこにきみはいて」特報【-side 香里-】
映画「そこにきみはいて」特報【-side 健流-】
福地桃子 コメント
私たちはどこまで行けるのだろう。深い繋がりがあると信じるふたりの人生の1ページです。
信じたい気持ちと信じるということが、すれ違うことを知っている。“ほんとう”を知りながら、人はどこまで信じることができるのだろう と考えます。
じっくり流れていく時間の中には沢山の学びがあり、大切な時間を過ごさせてもらいました。
この作品を通して、彼らの人生を通して、皆さまに何が届くのか、楽しみにしています。
寛一郎 コメント
自分自身の一つの節目を刻んだ作品。
大切な作品です。
監督共演者共に素敵な出会いでした。
少しでも多くの人に見てもらえることを願ってます。
竹馬靖具 コメント
中川さんから原案を受け取ったとき、正直に言えば、私にはこの脚本は書けないと思いました。
けれど、主演の福地さん、中川さん、寛一郎さんという3人の存在から強いインスピレーションを受け、
この物語は、自然と輪郭を持ちはじめたように思います。
福地さんは、非常に難しい役柄に真正面から向き合い、見事に演じてくれました。
この役を演じられるのは、やはり福地さんしかいない──作品が完成した今、あらためてそう感じています。
中川龍太郎 コメント
“演じる”ことによってのみ癒すことができる痛みがあることを竹馬監督に教えていただきました。
“中野慎吾”という小説家は、自らの痛みから目を背けることで大切な人たちを傷つけつづけてきた人物です。
その姿には、自分が監督として映画に関わる中では表現できなかった感情や言葉が詰め込まれています。
拙作「走れ、絶望に追いつかれない速さで」が公開されてちょうど十年。
あの時、観客の皆様との対話を通して、自分の抱えていた問題にわずかな光明が見えた気がしました。
あの日々のように、この作品を見ていただいた方々と対話できる日を楽しみにしています。
福地桃子の映画作品
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ろんど @arunogreatone
朝倉あきさんが出るのも楽しみだわ
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